鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
独房に似た、暗く殺風景な部屋に卑猥な水音が響く。 痛みと快楽が入り混じる。
芬
露
芬
熱を孕む彼の目は俺の心を惹き付けるのには十分すぎる程綺麗で。
芬
露
露
芬
急に腰の動きが速くなり、ロシアの“それ”は俺の奥まで入ってくる。
芬
腰の震えが止まらない。 恥ずかしくて手で顔を隠してしまう。
露
露
芬
露
芬
脳が快楽に沈められる。 ただ気持ち良い。 蕩けてしまうかのように熱くなる。
露
芬
露
露
芬
ロシアは俺の首に手を這わせ、一気に体重を掛ける。
息、できない、
ろしあ...
たすけて、
くるしい
やめて
露
芬
露
芬
露
全て振り切った様な感覚になって、視界が暗くなる。 俺...息できてる、、? ...あ、違う、酸欠なんだ、、 ...意識を手放す寸前に、ロシアの手が俺の首から離れた。
芬
喉が嫌な呼吸音を立てる。 呼吸をすることだけに集中してしまい、視線が俯きがちになったその時、 ロシアは俺の顎を掬い、無理矢理俺の視線をロシアの目へと移動させた。
ロシアは恍惚とした笑みを浮かべた後、強引にキスをした。
芬
露
...嗚呼、これはロシアの舌か。 そんな事を考えていれば、ロシアは自分の舌と俺の舌を絡めてきた。 キスだけで気持ちよくなってしまうなんて、本当に恥ずかしい。
...あれ、怖いってなんだっけ。
...ロシアのことこんなに好きなのに。 怖いって思う筈ないのに。
芬
本能故か、否か。 今となっては分からない恐怖心の答え等分かる筈も無く。 目の前の快楽と、泥の様な愛の海にただ沈められるだけだった。
e n d .
コメント
2件
うぅ…投稿頻度速いし神すぎる…✨✨ ハッピーエンド、、なのか?(( 🇷🇺🇫🇮最高ぉぉ!!😇😇(語彙力皆無)