なんで
どうして
死んでる?
Broooock
スマイル
Nakamu
Broooock
Nakamu
『なんで』
この一言が脳内を独占し
まるで思考を停止させるように 脳を蝕んだ
なんで
なんで
どう抗おうとしても
『なんで』の一言しか出てこない
声が出ない
どうすれば
何か液体が頬を伝っているのを感じとれた
何故か涙が出てきていた
これは何の涙なのか
それすらも分からない
きりやん
きりやん
きりやん
Broooock
きりやん
Broooock
きりやん
きりやん
きりやん
Broooock
きんとき
きんときside
Broooock 凄いびっくりしてる
ショックを受けてるようではないけど
それでも、そりゃそうなるよな
今まで散々好き勝手自分のこと殴ってきたやつが
帰ってきたら死んでるんだもんな
そりゃ、衝撃は大きいよな...
きんとき
Broooock
ギュ
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
Broooock
Broooock
きんとき
俺はまるで子供を慰めるように言った
もう、Broooockの不安そうな表情は見たくない
死守るよ
俺の言う"まもる"は 君の思う"まもる"と違うのかもしれない
それでも俺は君を死守るよ
たとえ、俺がこの世界から消えても
君が生きていてくれたらそれでいいから
君が笑って生きていてくれるのなら
俺は喜んで死を選ぶよ
だからBroooock
きんとき
Broooock
br父病院へ運ばれた後 (べ、別にめんどかったとかじゃないんだからねっ!)
シャークん
シャークん
Broooock
きんさんのおかげで落ち着いてきたけど
やっぱり、動揺は抑えられないな
僕今、すっごいびっくりしてる
別に父さんが死んでも特に何も思わないんだけど
こんな急にはね...?
しかも病院の先生が言ってたけど 自殺だなんて
らしくなくない?
Nakamu
Nakamu
Broooock
Broooock
「Broooockへ」
Broooock
スマイル
Broooock
Broooockへ
Broooockがこの手紙を読んでいるということは、 俺はもうこの世にはいないのでしょう。
急に逝ってびっくりしたか?
悲しくは...まあなんないか
まず、Broooock 今まで殴ったり、蹴ったりしてごめん。
謝ったってBroooockの怒りとか、憎しみ、恨み、痛みは一生消えないと思う。
許してくれなんで言わない。
許してほしいとも思っていない。
Broooockは、ずっと俺のことを恨んでてくれ。
Broooockの痛みや辛みは、 俺のせいにしてくれてかまわない。
それで、Broooockが少しでも楽になるのなら、俺はそれでいい。
俺はあいつが死んでから 獣のように変わってしまったな。
毎日浴びるように酒を飲み
毎日大声で泣き叫び
毎日お前を殴った。
自分でも、何をしているのか分からなかった。
自分が、最低なことをしていることに、 気が付かなかった。
毎日操り人形のように手足が動いて
酒に手を伸ばして
お前の顔目がけて思いっきり...
今、気が付いたんだ
本当に、今...
だから、このことを忘れないように今手紙を書いている。
手紙というか、まあほぼ遺書だけど。
なあBroooock
もし、もし来世でまた家族として一緒になったら
俺にもう一度チャンスをくれ。
今の俺だったら、絶対にBroooockを傷つけない。
今だから言える。
Broooockは、俺の、父さんの大切な
息子だから。
これから幸せに生きるんだぞ。
じゃあな
今までありがとう。
父さんより
Broooock
WT(br以外)
Broooock
Broooock
Broooock
Broooock
Broooock
Broooock
Broooock
Broooock
WT(br以外)
リビングの静寂を
5人の沈黙と
1人の泣き声が切り裂いた
コメント
8件
…悲しすぎ