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高校二年生の春。

俺には付き合って1年の彼女がいた。

その相手の名前は…

七瀬 紬

柊〜!!

長谷川 柊

…ん?

そう。彼女、紬だ。

彼女は明るい性格で、好奇心旺盛でお人好しな性格だった。

七瀬 紬

移動教室一緒いこーよ!

長谷川 柊

ああ、行こう

そんな性格だから、もちろん 友達も多いしモテる。

佐久間 蘭

紬ー!!

佐久間 蘭

移動教室一緒行かない?

七瀬 紬

あ〜、ごめんね柊と行くの

佐久間 蘭

あーそうなんだあ笑
楽しんで〜〜

七瀬 紬

もう!笑

友達が多いのは彼女の誇らしい所だが、誰かに取られてしまいそうで怖い笑

七瀬 紬

よし、じゃあ行こっか!

長谷川 柊

おう笑

七瀬 紬

も〜何笑ってんの?

長谷川 柊

いやー紬は相変わらず元気だなーーって笑

七瀬 紬

だったらなんだって言うの!笑

この毎日が幸せだった。

ずっとこのままでいたかった。

ずっとこのままだと思っていた。

そんな願い、叶う訳もなくて__

____________

____________

キーンコーンカーンコーン

七瀬 紬

いやぁ〜もう学校終わったなんて早いね!

長谷川 柊

そうだな

七瀬 紬

今日暇だな〜柊はアルバイトある?

長谷川 柊

んー、俺は今日休み

長谷川 柊

俺ん家来るか?

長谷川 柊

親が出張で居なくてさ

俺は片親だった。

父は仕事で忙しくて、家に居ることはほとんど無い。

俺の為に働いてくれて、 本当に感謝している。

高校を卒業したら仕事に就こうと 思っている。

七瀬 紬

じゃー決まり!柊の家行こっと

長谷川 柊

おう笑

モブA

やべー紬ちゃんかわいー笑

モブB

男の家行くのかよ笑笑
良いな俺も付き合いてー笑

モブC

俺告ろっかな〜

七瀬 紬

っ…

長谷川 柊

気にすんな紬

七瀬 紬

そう…だね

佐久間 蘭

お!紬じゃんばいばーい!

七瀬 紬

あ、ばいばい!

佐久間 蘭

んふふー笑

七瀬 紬

なに笑

このように、紬は一般的に見ても可愛かったため、モテていた。

変な目で見られる事も多く、それが紬の悩みだった。

長谷川 柊

帰るか。

七瀬 紬

うん…!

___________

___________

七瀬 紬

わー柊の家久しぶりだね!

長谷川 柊

アルバイトで忙しいからな

七瀬 紬

うん…

長谷川 柊

どうかしたか?

七瀬 紬

いや、柊っていっつも話しかけてくれないからさ

七瀬 紬

私の事嫌いなのかなって、

長谷川 柊

え??

俺は自分から話しかけられる性格じゃ無い為、勘違いをさせてしまっていたらしい。

七瀬 紬

…グスっ

長谷川 柊

お、おい泣くなって

長谷川 柊

…それで言ったら俺だって…

七瀬 紬

グスっグスっ…

七瀬 紬

ごめんね、
今日はもう帰る泣

長谷川 柊

え、いやおい!

紬は荷物を持って部屋のドアへ走った。

長谷川 柊

おい待てっ…

バタンっ

長谷川 柊

ッ…

長谷川 柊

どうすっかな

長谷川 柊

俺だって言いたい事あったのにな

長谷川 柊

一旦落ち着いたらLINE
するか

七瀬 紬

はあ…

七瀬 紬

流石に自己中すぎたな、

七瀬 紬

帰ったら柊に電話して
謝ろう

七瀬 紬

そう言えばいつもは柊が家まで送ってくれてたから気づかなかったけど

七瀬 紬

意外と家遠いんだな

___________

___________

七瀬 紬

はーー、落ち着かないな

七瀬 紬

だいぶ暗くなって来たし気をつけて帰ろう

七瀬 紬

やべ…ほんとに暗い

七瀬 紬

大丈夫かな

携帯を取り出すと、時刻はもう19:00を過ぎていた。

早く柊に伝えたいのに…

ブロロロロロロロロロロ

七瀬 紬

えっ…??

向こうから大きな音が近づいてくる。

七瀬 紬

えっ、どこから…??

ドドドドドドドドドドドド

七瀬 紬

んん…

ドドドドドド!!!

七瀬 紬

うわっっッ!!!

ドシャンッッ

_____________

_____________

近所のおばさん

ぎゃあっ!!

近所のおばさん

だっ、誰かー!!

近所のおばさん

大型トラックに女の子が潰されてるわー!!!!

近所の人

まあっ…119、119…

近所の人

なんてことだっ…!大丈夫かい?!君!!

七瀬 紬

近所の人

おい!!大丈夫か!!

近所の人

息はしてるみたい…

ピーポーピーポーピーポー

救急車が通ります、救急車が通ります_

道を空けてください、 道を空けてください_

____________

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