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ついに文化祭当日。
校舎の中はいつもと違う空気に包まれていた。
カラフルな飾り、賑やかな声、笑い声。
陽菜のクラスはお化け屋敷の準備で大忙しだった。
クラスの人達
クラスの人達
そんな中、陽菜は少し落ち着かないまま準備をしていた。
陽菜
胸がドキドキする。
でも同時に、美月のことも頭から離れない。
そして昼前。
蒼
振り向くと、蒼が立っていた。
蒼
陽菜
蒼はいつも通り優しく笑う。
蒼
その言葉に陽菜の心が跳ねる。
陽菜
その様子を少し離れた場所で、美月が見ていた。
午後。
文化祭の時間。
2人は校舎を歩き始める。
蒼
陽菜
陽菜が迷っていると、突然声がした。
美月
美月だった。
美月
自然に蒼の腕を掴む美月。
陽菜は一瞬固まる。
蒼は困った顔をする。
蒼
言いかけた所で美月は笑った。
美月
そのまま流れで、3人で文化祭を回ることになった。
射的、クレープ、ステージ発表。
楽しいはずなのに、陽菜の胸はずっとざわついていた。
蒼は時々陽菜を気にかけるように話しかける。
でも美月はずっと隣にいる。
そして最後。
お化け屋敷の前に来た時、美月が言った。
美月
蒼を見る美月。
そして陽菜を見る蒼。
一瞬の沈黙。
蒼はゆっくり言った。
蒼
美月の表情が少しだけ揺れた。
陽菜の胸も大きく揺れた。
陽菜
でも蒼はもう決めていた。
蒼
手を差し出す葵。
陽菜は、その手を見つめる。
文化祭の中で、3人の気持ちが大きく動き始める。
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コメント
1件
うわ、文化祭回! 陽菜ちゃんのドキドキがすごく伝わってきたよ。蒼くんとの約束、やっと叶うと思ったら美月さんが来ちゃって…3人で回ることになる流れ、胸がざわつくのが分かるなあ。最後に蒼くんが陽菜ちゃんを選んだ場面、すごく良かった。どんな会話より「行こう、陽菜」って手を差し出すのが力強くて。続きすごく気になる!