夜茶
夜茶
夜茶
夜茶
夜茶
夜茶
夜茶
夜茶
夜茶
夜茶
夜茶
夜茶
夜茶
夜茶
チャボン...と音を鳴らす。
夜の静けさ
心の寂しさ
混ざり合い。己を支配する
太宰という少年はある人を待ち続けた。
太宰治
孤独が苛まれる。
太宰治
ビュルルルル
太宰治
優しく声をかけて。
優しく抱いて
時に激しくして
そんな行為が好きで好きで。
愛で満たされていたのに..。
太宰治
覚えていないくらい、遠い記憶
遡っても曖昧で、さらに苦しくなる。
太宰治
太宰治
「ちゅーや」
肌と肌が打ち付け合う音。
モブ女
中原中也
ズヂュンッッッッッッ...!!!
モブ女
中原中也
モブ女
中原中也
何時からか、太宰を生理的に拒むようになった。
ちゅーやと叫ぶ声
善がる声
怒る声
呆れる声
泣く声、楽しんでる声、揶揄う声
何もかもが...
「嫌い」
それでも我慢し続け
遂には
惚れた女と''浮気''をする。
全ては俺を嫌いにさせた
「太宰」が悪い。
という責任を押し付ける。
モブ女
モブ女
中原中也
太宰ならこんなお願いも聞かない
嫌いだから。
惚れた弱みだ。願いは聞くしかねぇ
中原中也
夜が明けても帰って来ない
というか、もう1年くらいはメッセを送られてない
太宰治
自分でも分かってる。
中也が私のことを嫌ってるなんてね
太宰治
太宰治
濡れる瞼を無理やり擦る。
太宰治
「死にたい」
最近はずっと眠れていない
ご飯も食べれない
中也のご飯が食べたい
けれどそんなの願ったり。
もう二度と
「叶わない」のにね....w
太宰治
太宰治
良くない考えをし、無理やり頭を振る。
太宰治
最近のちゅーやは何してるんだろー
と考えて心を落ち着かせる
太宰治
そう、扉に手をかけた。
((ガチャ
中原中也
太宰治
太宰治
太宰治
中原中也
中也はイラつきながら此方を見る。
太宰治
だって、中也が「いつでも来い」と言ったんじゃあないか
中原中也
太宰治
いきなりの罵声。
思わず涙が出る。
太宰治
中原中也
中原中也
太宰治
涙が溢れる。
そして心の底から感情が消える。
太宰治
中原中也
太宰治
「別れよ。」
中原中也
太宰治
太宰治
太宰治
太宰治
太宰治
太宰治
太宰治
中原中也
太宰治
太宰治
太宰は冷たい視線。凍るほどの声で中也に言う。
圧倒された中也は従った。
暫くして、片付けられた部屋。
太宰治
中原中也
中也は急いで手を掴んだ。
バシン'''
太宰治
太宰治
太宰治
太宰治
太宰治
中原中也
太宰治
太宰治
中也の発言でさらに凍りつく空気
太宰治
太宰治
太宰治
太宰治
太宰治
太宰治
太宰治
太宰治
図星か、焦るように言葉を発す
中原中也
太宰治
太宰治
太宰治
太宰治
太宰治
太宰治
中原中也
勢いよく胸倉を掴む。
太宰治
中原中也
太宰治
太宰治
中原中也
中也は従う。
心の何処かで焦りを感じる。
は...?彼奴が俺を拒む..だと
今まであんなにも懐いてた奴が...
今では昔よりも....。
否、何焦りを感じてんだ俺は
いいじゃねぇか...
大嫌いな奴が消えるんだ。喜ばしいことだろ..
太宰治
グイ''''ッッ
ドスン''...ッッ
太宰治
中原中也
太宰治
太宰治
散々に抱かれた。
気持ち悪くて
吐きたくて
でも
気持ちいいと感じてしまう自分が「大嫌い」
太宰治
太宰治
尻からは彼奴の精子。
考えるだけで吐きたい
太宰治
声を押し殺して泣く。
その頃中也はまたあの女と浮気。
ゴミなのはどっちだ。と言いたい
太宰治
考えを放棄してとにかく死にたい。と思った
太宰治
太宰治
昔、恋していたあの人に。
あの人の元に今すぐにでも逝きたい
太宰治
太宰治
太宰治
太宰治
少し微笑みながら
静かに呟いた___。
太宰治
太宰治
誰か。
誰かの声が聞こえる。
けれどそんなの関係ない...だからね..。
今、逝くよ。
待ってて。
''織田作''
誰か。
暖かい笑みでそっと身を投げ出す。
頭は真っ白で、それでも心は安らかだった。
嗚呼...
「漸く....死ねた....。」
太宰が身投げをする少し前。
中原中也
彼奴と別れる...なんて
想像もしていなかった。
大嫌い...だが..
何処か凄く悲しくてモヤモヤという気持ちが残る。
もういい、彼奴は
俺が好きなのはモブ女だけだ...ッッ
森鴎外
中原中也
突然、首領が鬼の形相で此方を見る。
中原中也
森鴎外
森鴎外
森鴎外
中原中也
中原中也
中原中也
中原中也
バシン'''
強い音がビル内で鳴り響く。
中原中也
森鴎外
中原中也
森鴎外
森鴎外
森鴎外
森鴎外
森鴎外
森鴎外
森鴎外
中原中也
森鴎外
森鴎外
中原中也
森鴎外
森鴎外
森鴎外
森鴎外
森鴎外
森鴎外
中原中也
中原中也
森鴎外
森鴎外
中原中也
中也は急いで向かう。〇〇ビルに。
中原中也
疑いながらも周りを見渡す。
中原中也
そこに居たのは柵の奥に立ち、
空に向かって身体を伸ばした太宰の姿。
見るからにわかる。
「太宰が死ぬ。」
中原中也
中原中也
呼びかけても聞こえていないかのように
さらに身体を下を傾ける。
ここは高層ビル。
必ず死ぬと言っていいほどの高さ
中原中也
中原中也
中原中也
中原中也
太宰と中也の距離はかなりある。
間に合わないと言っていいほどだ。
けれど中也は懸命に走り、太宰の元に駆け寄る
中原中也
呼びかけた瞬間。
くるりと180度まわり、下に堕ちていく。
中原中也
直後。
頭が割れたと確信出来るほど大きな音が耳に残る。
「間に合わなかった。」
彼奴を助けられなかった。
中原中也
何故か。
何故か
彼奴の事が嫌いなくせに。
死んで欲しいと思っていたのに
大粒の涙が止まらない。
そこで振り返る。
中原中也
中原中也
蘇るのは。
「一生をかけて手前を守ってやる。」
「どんなに自殺したくても必ず止めてやるよ。」
「俺からの最高の嫌がらせだ」
「代わりに俺と心中しろ、糞鯖」
中原中也
中原中也
中原中也
中原中也
((ガチャッッ
中原中也
森鴎外
中原中也
森鴎外
中原中也
森鴎外
中原中也
森鴎外
森鴎外
森鴎外
首領はそう言い、中也を睨むように見る。
勿論だ。父親と言えるほどの存在だ。
情は少しでもあるのだろう。
中原中也
森鴎外
森鴎外
森鴎外
中原中也
こういう時..
「うわぁ~~ッッちゅーや怒られてるぅざまぁw」
とか...
「莫迦だねぇ..w流石は蛞蝓と言ったところだw」
煽り散らかすのかな..なんてな。
思い返して見れば、彼奴に..
浮気したこと謝れなかった..
否、謝ろうとさせなかったのか...彼奴は
ずっとこの思いを背負って欲しい...
とか思ってんのか...
森鴎外
中原中也
森鴎外
森鴎外
森鴎外
森鴎外
森鴎外
中原中也
首領は急いで太宰に駆け寄る。
太宰治
太宰の頭から大量の出血。
頭蓋骨は割れていると見られる。
即死だろう。
太宰の表情は穏やか...
しかし、悲しげな表情にも捉えられる。
森鴎外
更には太宰の目元は涙を流した痕。
赤く染まっている。
森鴎外
森鴎外
森鴎外
太宰治
太宰治
森鴎外
森鴎外
太宰治
太宰治
即死と思われた太宰は伝えたいことがあったのか
意識を取り戻し、懸命に伝える
太宰治
森鴎外
中原中也
中原中也
太宰治
太宰治
太宰治
太宰治
中原中也
中原中也
中原中也
中原中也
中也は泣きじゃくった。
まるで玩具を取られた子供のように。
とにかく泣いた。
森鴎外
太宰は息絶え、もうかえってくることはなかった。
森鴎外
1ヶ月くらい経ったのだろうか..
本日、太宰の葬式があるらしい。
その知らせを受けたのは昨日だ。
徹底的に行かせない為に前日に伝えたのだろうか
今となってはどうでもいい。
中原中也
あれから、あの女性には会っていない。
連絡は毎日来るが、全て無視してる。
中原中也
太宰のことを考えると涙がまた溢れてくる。
中原中也
今まで伝えられなかった分、愛を告げる。
何もかも遅いのに。
と考えながら。
愛を伝えていれば。
浮気をしていなければ
抱きしめてやれれば
太宰は今も生きていたのか...なんて
夢を見すぎる。
中原中也
らしくない顔。らしくない雰囲気で準備をする
中原中也
一つだけ太宰が忘れていったのか
愛用していた包帯だけは残っていた
忘れて...いないんだろうな
中原中也
中原中也
皆が此方を見る。
分かっている。
自分がくるべき人材ではないことを。
むしろ太宰を殺した張本人でもある奴が。
皆が涙を流す。
敦という少年は声を上げて泣いていた。
国木田や乱歩、与謝野達は声を殺しながら泣いている
思わず自分も泣きたくなった。
泣いてはいけない。
そう考えていても
感受性が高いのか、目が潤んでくる。
そして、皆が花を太宰の前に置き、声を掛ける。
「お疲れ様」「あの世では幸せでね」等。
時間がたち、自分の番になる。
いざとなり前にすると何も言えなかった。
中原中也
中原中也
中原中也
もっとの後が出てこない。
何を言っても今となっては''無駄''なのだから。
森鴎外
中原中也
自分が終わると火葬が始まってしまう。
そんなのは嫌。
もう二度と会えないことを諭しているからだ。
中原中也
森鴎外
初めて首領に逆らう
周りが中也を取り押さえ、太宰を運ぼうとする
中原中也
中原中也
中原中也
中原中也
取り押さえ者を無理やり退かし、太宰の元へ行く
中原中也
瞬間、太宰が微笑んだ。
そんな気がした...
その姿に見蕩れていると、太宰から離されてしまった
途端に思わず、あの時よりも大泣きをする。
中原中也
中原中也
森鴎外
中原中也
森鴎外
首領の言葉に甘んじてさらに泣きじゃくった中也。
中原中也
中原中也
太宰の仏壇に向かって話す。
中原中也
中原中也
中原中也
中原中也
中原中也
中原中也
太宰治
中原中也
太宰治
太宰治
中原中也
太宰治
太宰治
太宰治
太宰治
「大好き」だよ。
太宰治
中原中也
そう言って、太宰は帰った。
中原中也
「大好き」だ....ッッ..!!!
夜茶
夜茶
夜茶
夜茶
夜茶
夜茶
夜茶
夜茶
夜茶
夜茶
夜茶
コメント
11件
はああああああああぁぁぁぁぁぁ!好きだ!!!!! もうさぁ!健気に待ち続けた太ちゃんも好きだし、失ってから気づくクズ原大好きすぎるんだけど!?!?!? いやがち泣いたって😇😇😇 そんでさぁ森さんがマジでパパ🤦🏻♀️🤦🏻♀️優しいと厳しいをちゃんとどっちも持ち合わせてて凄い…好きすぎる🤦🏻♀️ ほんと神作に感謝🙏🏻🙏🏻🙏🏻🙏🏻
無理いいぃぃぃぃぃぃぃぃ好きいいいいいいいいクズ原マジでお前… 私は許さんぞいやそりゃ最後に改心したのは分かるけどだざ傷つけたのは許さんぞ!!!だざが許したら良いってもんじゃないぞ中原! もっりっさぁん!!!好きぃ!!だざと森さんの圧倒的親子感👨👩👦愛してる。ちゅうやと話した後にいっそいでだざの元へ駆け寄るのほんと愛した。やっぱだざの面倒見てきただけはあるよねはぁ愛。 モブAは悪くないけどまじで嫌いや