???
さぁ鹿目まど...
???
願い...決めるん...
???
早く!!
ガバッ
はっ...はぁぁ 誰かが私の名前を呼んでたような...
気のせい...?
-通学路-
今朝は変な夢で目が覚めたなぁ 私に早くって... なんだったんだろ...
さやか
ま〜どか!
おはよっ!
おはよっ!
まどか
わ!
さやかちゃん
おはよう...!
さやかちゃん
おはよう...!
さやか
ん?
何をそんなに驚いてるの?
何をそんなに驚いてるの?
まどか
いや、
ちょっと考え事してて
ちょっと考え事してて
さやか
そーなんだ
一人で悩んじゃダメだぞ〜?
一人で悩んじゃダメだぞ〜?
まどか
わかってるよ
大丈夫だから
大丈夫だから
さやか
ならいいけど...
まどか
.......
さやか
.......
さやか
そういやさ
今日来る転校生ってどんな子かなっ
今日来る転校生ってどんな子かなっ
まどか
えっ?
転校生が来るの?
転校生が来るの?
さやか
あれ?
知らなかったの?
知らなかったの?
さやか
来るんだよ
うちのクラスに
うちのクラスに
まどか
へぇ〜
どんな子かな〜?
どんな子かな〜?
さやか
やっぱ気になるよね〜
って、早くしないと遅刻だっ
って、早くしないと遅刻だっ
まどか
ほんとだ!
急がなきゃ...
急がなきゃ...
タタタタタタ...!!
ガヤガヤ ザワザワ
まどか
はぁはぁ
何とか間に合ったね
何とか間に合ったね
さやか
ほんと
ギリギリだったね...
ギリギリだったね...
キーンコーンカーンコーン〜♪
ガラガラ コツコツコツ...
早乙女先生
はい
席について〜
今日は皆さんに転校生を紹介したいと思います
席について〜
今日は皆さんに転校生を紹介したいと思います
早乙女先生
暁美さん入って〜
ほむら
暁美ほむらです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
早乙女先生
暁美さんはとある病気で長い間入院してたの。
分からない事が沢山あると思うから
みんな協力すること。
仲良くしてあげてね〜
分からない事が沢山あると思うから
みんな協力すること。
仲良くしてあげてね〜
暁美さんかぁ 綺麗な子だな...
早乙女先生
じゃ、暁美さんの席は...
鹿目さんの隣にしましょうか
鹿目さんの隣にしましょうか
隣なんだ なんだか嬉しいかも
ほむら
鹿目さんよね?
私は暁美ほむら
私は暁美ほむら
ほむら
よろしく
まどか
私は鹿目まどか
まどか
よろしくね!
暁美さん!
暁美さん!
ほむら
.......
-放課後-
黒板も消したしっと あとは学級日誌書いたら...
ほむら
ねぇ
まどか
へっ...?
ほむら
この後時間あるかしら?
ほむら
よければ校内を案内してもらいたいのだけれど
今日は用事なかったよね せっかくだし仲良くなれるかも...!
まどか
うん!
いいよ
いいよ
ほむら
ありがとう
-校舎の連絡橋-
まどか
この扉の先が西館に繋がってて...
ほむら
.......
まどか
暁美さん...?
ほむら
.....ッ
ほむら
ねぇ、鹿目さん
貴方は奇跡や魔法があるって言われたら信じる?
貴方は奇跡や魔法があるって言われたら信じる?
まどか
うーん
まどか
まどか
私は信じるよ
もし奇跡や魔法があるなら
それは素敵な事だと思う
もし奇跡や魔法があるなら
それは素敵な事だと思う
ほむら
そう...
ほむら
ほむら
ねぇ、まど...
鹿目さん
鹿目さん
ほむら
もしあなたに奇跡を約束して取り入ろうとする者が現れたら
ほむら
それがどんな状況であっても
絶対に耳を貸しちゃダメ
絶対に耳を貸しちゃダメ
まどか
え?
何を言ってるのか...
何を言ってるのか...
ほむら
忠告はしたわ
それじゃ、また。
それじゃ、また。
スッ.......
一瞬にして私の前から姿を消した彼女を ただ不思議に思った
そう、 まるで魔法みたいだったから...