主
主
桃
桃
ころ
ころ
桃
桃
りぃくん
パチッ
桃
ころ
桃
りぃくん
ころ
ころ
桃
桃
桃
桃
りぃくん
桃
桃
ころ
桃
俺が中学生の時
ななと俺以外会ったことない
お母さんが死んだ
もちろん寂しかった
辛かった
代わりに俺が死ねばとも思った
でもね
ななが言うんだ
「そんな事言わないでよ」
「せっかく、産んでくれたのに」
「母さんに失礼だよ」
「それに、弟達だってまだ小さい」
「だから、俺達だけでも精一杯」
「弟たちが寂しくならないように」
「一緒にいてあげなきゃいけないの」
って
確かになって思った
俺には母さんの記憶がある
でも
弟たちには無い
だから、悲しい重いなんて絶対させないって心に誓った
でも、それが100%できる訳じゃなかった
沢山、悲しい気持ちにさせた
でも、
せめて、一緒にいる時だけでも
笑っていられるように
頑張ってた
でも、年月はすぎて
みんなもどんどん成長していった
もちろん、それは俺も
成長する事に
どんどんお金が必要になっていた
そんな俺たちを見て
色んな人が
同情した
同情なんていらない
そう思った
中には、嘲笑うやつもいた
最低だと思った
先生はそんな俺たちを見て
助けてくれた
本来ダメな、バイトだってやらせてくれた
ご飯も、先生がくれたりした
すごく幸せだった
そうしていくうちに
俺には夢ができた
それが
「医者になって人々を救うこと」
だった
これまでたくさんの人を、直してきた
でも、俺の手の中から死んでしまう
人々だって少なくはなかった
そんな時に
りぃに会ったんだ
りぃを見た瞬間
俺はこいつを救わなきゃいけないんだと
思った
りぃが生きててくれるだけで
凄く安心できるんだ
「あぁ、生きてる」
って
「生きててくれてありがとう」
って
りぃくん
桃
桃
りぃくん
ころ
ころ
ころ
ころ
ころ
ころ
ころ
りぃくん
桃
桃
桃
ころ
りぃくん
桃
ころ
りぃくん
3人はゆっくり眠りについていった
主
主
主
主
主
主
主
全員
コメント
2件