初歌
時間より早く来ちゃってごめんね…(苦笑)
エマ
大丈夫だよ!何かあったの?
初歌
えっとぉ…///
【少しモジモジして】
エマ
なになに?(笑)
初歌
昨日…まつっ、千冬くんと付き合いました…///
エマ
えー!嘘!!
おめでとー!
【嬉しそうに初歌の手を握り】
初歌
ありがと…///
【えへへと照れくさそうに】
エマ
だから早く来て教えてくれたんだね!
初歌
うん…///
エマ
マイキーびっくりしちゃうかもね(苦笑)
初歌
うん…。
【苦笑いしながらも俯き】
エマ
…?はーい!
【インターホンが鳴ったため玄関へと行き】
初歌
…。
(今日、千冬くん来た後どんな顔して会えば…)
初歌
っ?!
千冬
こんにちは、初歌さん(ニコッ)
初歌
こ、こんにちは…///
【恥ずかしさで俯き】
ドラケン
西條は早くから来てたんだな。
【千冬の後ろから入って来て】
初歌
うん!エマちゃんに話したい事があったから(苦笑)
ドラケン
なるほどな。
エマ
ケンちゃんは千冬と来たんだね!
ドラケン
あぁ、千冬が俺にs…
千冬
あぁー!今日は楽しみですね!(大声)
エマ
…?
初歌
そう…だね?
千冬
そう言えばマイキーくんは?
エマ
皆が来るまで寝とくって(苦笑)
ドラケン
はぁ…(苦笑)
エマ
とりあえず三ツ谷待と!
初歌
はーい!
エマ
お!噂をしたら来たね!
【「はーい!」と言いながら玄関へと行き】
初歌
…。
(三ツ谷くん…昨日の千冬くんと会う前以来だな…。)
三ツ谷
よぉ、皆!(ニコッ)
ドラケン
おー、来たか(ニィ)
千冬
こんにちは!
【頭を下げ】
初歌
…っ!
(三ツ谷くん少しだけど目が赤くて腫れてる…。)
三ツ谷
初歌、今日何か少し雰囲気違う…?
初歌
へ?!え、そ、そうかな?
【あははと苦笑いして】
ドラケン
確かに…。
千冬
なんか全体的にふんわり?してません?
初歌
あー、えっと…(苦笑)
(千冬くんと付き合ったから頑張ってみたなんて言えない…!)
初歌
気付かないよね…(小声)
エマ
ケンちゃんと千冬は言われないの気付けなかったのー?
【2人を軽く睨み付けながら】
三ツ谷
髪巻いてるの似合ってるな(ニコッ)
初歌
あ、ありがとう…(ニコッ)
エマ
そろそろマイキー起こしてこようかな?
エマ
ケンちゃん一緒に来てくれる?
ドラケン
マイキー寝起き悪いしな(苦笑)
エマ
じゃ、ちょっと待っててね!
そう言って残ったのは私と
千冬くん、三ツ谷くんの3人…
初歌
…。
(き、気まずい…)
千冬
…。
【少し気まずそうにしていて】
初歌
…。
(千冬くんも気まずそう…)
三ツ谷
…
三ツ谷
…
三ツ谷
そう言えば2人ちゃんと付き合えたか?
【ニィッと笑いながら少し千冬に近付き】
千冬
は…はい。
三ツ谷
おめでと(ニコッ)
三ツ谷
俺が恋のキューピットだからな!(笑)
忘れるなよ!(ニィッ)
初歌
…
千冬
は…い
初歌
…
初歌
三ツ谷k…
三ツ谷
ドラケン達は知ってんの?
千冬
マイキーくんだけまだです。
三ツ谷
マイキーがまだなのか(苦笑)
千冬
はい…(苦笑)
三ツ谷
多分1番厄介だけど頑張れよ(苦笑)
千冬
ありがとうございます!
初歌
…
【俯きながら2人の会話を聞いていて】
マイキー
ふわぁ…、おはよ。
【髪を下ろした状態で】
千冬
おはようございます!
三ツ谷
マイキーおはよ。
マイキー
…。
【まだ眠そうな目で初歌を見て】
初歌
…?
【視線に気付き顔を上げマイキーと目が合っては首を傾げて】
マイキー
いつもと違う初歌も可愛いな(ニコッ)
初歌
ありがと(ニコッ)
千冬
…。
マイキー
どうした?千冬?
初歌
…?
千冬
別に何も無いですよ(微笑)
マイキー
よし、じゃぁ、皆集まったし
クリスマスパーティー始めるぞ!
エマ
おー!
マイキー
じゃじゃーん!
【美味しそうなチョコを見せて】
三ツ谷
お、美味そうだな!
マイキー
だろ?
なんかあったから持って来た!
ドラケン
高そうなチョコだけど大丈夫か?
マイキー
大丈夫だから食えって!(ニコッ)
千冬
頂きます!
【チョコを手に取る】
エマ
このチョコ…(小声)
【何かを思い出そうとしていて】
初歌
…?エマちゃん?
エマ
あ!千冬!待って!そのチョコはおさk…
千冬
…(パクっ)
エマ
そのチョコ…お酒入ってるチョコ…。
ドラケン
あー…
マイキー
え、マジ?
三ツ谷
やったな(苦笑)
初歌
…?
三ツ谷
初歌は知らねぇよな(苦笑)
初歌
うん?
三ツ谷
実は…(苦笑)
皆の空気が変わった理由を
三ツ谷くんが説明してくれた
私たちが仲良くなる前
面白半分でマイキーくんが持って来た
お酒入りのチョコを千冬くんに食べさせて
その1つのチョコだけで千冬くんが
べろんべろんに酔ってしまった事があるらしい
それ以来
千冬くんはお酒はもちろん
お酒入りのチョコも禁止されていたのだ
千冬
…。
初歌
ち…千冬くん?
マイキー
…?千冬くん…?(小声)
エマ
千冬ー?大丈夫ー?
千冬
…。
ドラケン
おーい、千冬ー。
三ツ谷
大丈夫かー?(苦笑)
千冬
…。
【バッと顔を上げるが赤くなっていて】
エマ
あー…(苦笑)
ドラケン
こりゃダメだ(苦笑)
初歌
千冬くん大丈夫?
【千冬を心配そうに見て】
千冬
…
千冬
初歌さんっ!
初歌
は、はい!
千冬
なんで今日そんな可愛い服装してきたんすか!
【少し拗ねた表情で】
初歌
え、えっと…。
(ホントの事言うべきかな?流すべきかな?)
エマ
そりゃ彼氏に可愛く見られたいからでしょー(ニヤニヤ)
マイキー
は?!彼氏?!
ドラケン
あ…
エマ
あ、えっと…(苦笑)
マイキー
三ツ谷!お前か!
三ツ谷
俺じゃねーよ(苦笑)
マイキー
はぁ?!って事は…
【千冬を見て】
千冬
俺が初歌さんの彼氏です!
【へへへと笑い】
初歌
…。
(可愛いな…。)
マイキー
…。
【俯いていて表情は見えず】
初歌
マイキーくん?
マイキー
…
【初歌の前まで行き】
初歌
…?
マイキー
なんで俺より千冬選んだのか
理由聞かせて。
【押し倒したまま真剣な表情で】
初歌
え、えっと…///
(どういう状況?!)
ドラケン
おい、マイキー。
ドラケン
今日はクリスマスパーティーだし
そういうのはやめとけ。(苦笑)
エマ
そうだよ!マイキー!
エマ
初歌ちゃんは自分で千冬選んだんだから!
三ツ谷
…
マイキー
だから理由聞かせろって言ってんの。
外野は黙ってろ。
初歌
えっと…
千冬
…
初歌
私をちゃんと見て…くれてたから…。
初歌
だから…好きに…なっちゃった…///
【少し恥ずかしそうに話し】
マイキー
っ…!
【ゆっくりと初歌を解放し】
マイキー
そんな顔…反則じゃん…//
【思わず照れたらしく口元を片手で隠し】
千冬
…
【初歌の前まで行く】
初歌
…?
千冬
初歌さん可愛すぎます。
【ギュッと抱きしめながら】
初歌
へ?!///
千冬
俺…ずっと冷たくしてたから
千冬
初歌さんに嫌われてると思ってました。
【抱きしめながら】
ドラケン
だから俺に相談してきてたよな(苦笑)
千冬
はい…。
【酔っているせいで素直になっていて】
初歌
そうなの…?
千冬
そうですよ!
ドラケン
これ見ろよ。
【初歌にケータイの画面を見せて】