一覧ページ

自己満マタアド

第3話 - 0

2025年04月29日

#星のカービィ

#アド

#剣士ダークマター

#ゼロ

#捏造

フジミヤ

アド

ふわぁ…おはよ

剣士ダークマター

…ああ

剣士ダークマター

……おはよう

剣士ダークマター

今朝は早いのだな

アド

うーん、なんか目が覚めちゃって

アド

なんか寝てられなくなったんだよね

剣士ダークマター

…そうか

剣士ダークマター

(…何事も無ければ良いが)

剣士ダークマター

…今日は出掛けるのか？

アド

うん

アド

昨日は降ってたからね

アド

虹の島々の方まで行こうかなって考えてるよ

剣士ダークマター

…なら、俺も行こう

剣士ダークマター

あそこに赴くのは、久しぶりだな…

アド

…？

剣士ダークマター

いや、なんでもない

剣士ダークマター

(こいつは…あの時には居なかったのだな)

剣士ダークマター

(まあ、それはどうでもいい事だが)

―　―　―　―　―　―

アド

…ふう、ようやく見えてきたね

剣士ダークマター

よくここまで体力が保ったな

アド

…わくわくしてきちゃって

アド

はやく描きたくてたまらないんだ

剣士ダークマター

そうか…

剣士ダークマター

…それにしても

剣士ダークマター

今日はやけに虹の光が強いな

アド

昨日の雨の影響かな？

アド

…きついなら、無理して来なくてもいいんだよ

剣士ダークマター

…俺が行くと決めた

剣士ダークマター

だからついて行くだけだ

アド

…ん

アド

…じゃあ、どこから行く？

アド

やっぱ、無難にグラスランドかなぁ

アド

でも雨降ったあとのビッグフォレストも絶対にきれいだよね

アド

レッドキャニオンから虹の橋を眺めてみるのもいいし…

剣士ダークマター

…全部では駄目なのか？

アド

そりゃあね

アド

雨上がりの景色って、すぐに消えちゃうから

アド

今しか描けない風景を、あたしは描きたいの

アド

もちろん全部の島に行きたいけど

アド

…こういうのは絞れないからね

剣士ダークマター

…なら、俺が決めてもいいか？

剣士ダークマター

どうせ決まらないだろうからな

アド

…わかった

アド

楽しみにしてる

剣士ダークマター

(俺が選ぶ場所…)

剣士ダークマター

(――あそこしかないな)

―　―　―　―　―　―

アド

わぁ…！

アド

…ここって…？

剣士ダークマター

俺が昔、訪れた場所だ

剣士ダークマター

…かつては、ダークキャッスルと呼ばれていた

剣士ダークマター

今はもう、名も無き跡地に過ぎないがな

アド

へえ…

アド

…なんとなくだけど、マターさんがここを選んだ理由、分かる気がする

剣士ダークマター

…何だ？

アド

それは内緒

剣士ダークマター

…ちらつかせておいてそれは酷くないか？

剣士ダークマター

…まあいい

剣士ダークマター

ここの頂点なら、レッドキャニオンよりも高くから見下ろせる

剣士ダークマター

六つの島も目に入るしな

剣士ダークマター

…中々いい場所だろう？

アド

…うん！

剣士ダークマター

ここで描くか？

アド

そうするよ

剣士ダークマター

…上るぞ、掴まれ

アド

う、うん…！

―　―　―　―　―　―

剣士ダークマター

…着いたぞ

アド

ん、ありがと

アド

…わあ…！

剣士ダークマター

(…輝いている)

アド

…ん？

剣士ダークマター

いや、何でもな――

剣士ダークマター

――！

アド

ど、どうし――

剣士ダークマター

下がれ！

アド

あ、あのひとって…

剣士ダークマター

(何故――)

剣士ダークマター

何故ここに…!?

剣士ダークマター

…ゼロ様…！

ゼロ

…やはり生きていたか…

ゼロ

して…お前は何故、奴といるのだ？

ゼロ

名は…確か、アドとか言ったか

アド

あ、えっと…

剣士ダークマター

…力尽きた俺を、匿ってくれた

剣士ダークマター

ただ、それだけです

ゼロ

…そうか

???

おーい、そろそろ出ていってもいいか？

ゼロ

な…まだ隠れていろと言っただろう！

アド

あれ…大王様？

デデデ大王

おーアド！久しぶりだな！

剣士ダークマター

な…貴様まで!?

デデデ大王

この面子が揃うのも、久しぶり…ってほどではないか

アド

うん、ほんと。一週間とか、それぐらいかもね

剣士ダークマター

一体、どういう――

ゼロ

お前と同じだ

ゼロ

力尽きたところを拾われ、匿われた

ゼロ

まだ、この星の奴らの前に出るのは無理だろうということでな

剣士ダークマター

…そう、ですか

デデデ大王

…んで、お前は？

アド

絵を描きにきたの。マターさんが、ここの景色を勧めてくれたから

剣士ダークマター

余計なことを言うな…

ゼロ

絵、か…

ゼロ

相変わらずめ…

アド

三人とも、今日はありがとね！

剣士ダークマター

…別に

デデデ大王

ただ見てただけだぞ？

アド

ううん。ずっと見ててくれたのが嬉しかったの

ゼロ

…そういうものなのか？

アド

そういうものだよ

俺はアドと、城の方へと戻っていく二人を見送った

アド

…そろそろ、帰ろっか？

剣士ダークマター

……

剣士ダークマター

このまま、もう少し…

アド

え？

剣士ダークマター

…いや、何でもない

剣士ダークマター

帰るぞ

アド

……

アド

…うん

この作品はいかがでしたか？

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

フジミヤ

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

自己満マタアド

第3話 - 0

関連するタグ