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カヤが二人を見かける数分前
アキラ
ハルナ
アキラ
ハルナ
ハルナ
アキラ
それくらいなら……まぁ。 時間にも余裕はあるし、何より僕自身もこれで区切りをつけなくちゃならない。
アキラ
ハルナ
そう言うとハルナは呼び出しベルを鳴らして、季節のパフェらしい桃のクリームパフェを注文した
ハルナ
アキラ
ハルナ
アキラ
ハルナ
ハルナ
アキラ
ハルナ
無邪気な笑顔から一転、ハルナの顔が曇る。
ハルナ
ハルナの瞳が輝きを増し、頬に雫が伝う
ハルナ
アキラ
ハルナ
そう呟くハルナが泣き止むまで 僕は向かいでただ眺めていることしかできなかった
桃のクリームパフェが届くと、ハルナはもうすっかり泣き止んでいた
ハルナ
アキラ
自分用のスプーンをカトラリーボックスから探していると
ハルナ
ハルナ
アキラ
そう言うとスプーンで掬ったクリームを僕の口に向けるハルナ
アキラ
なんだか照れくさくなってしまい、少しはにかむ僕。たしかにこうしていると、まるで昔の僕らのようだ。
ハルナ
アキラ
ハルナ
アキラ
ハルナ
アキラ
ハルナ
アキラ
ハルナ
アキラ
ハルナ
涙を流して少し赤らんだ頬を浮かべたハルナは天井を仰いだあと、僕を見つめて言った
ハルナ
アキラ
ハルナ
アキラ
これで良かったのだ、と。 お互いの気持ちにケジメがつき、留まっていた足は新しい道へと歩き出す。 縛られることも枷になることも無い。 これが理想の別れだったのだ、と。
アキラ
カヤ
アキラ
慌てて辺りを見回すと時計は14:30を指していた
アキラ
すると僕の目に信じられないものが映り込む。
ガラス張りに映る通りの奥、喫茶店とは向かいの横断歩道にたたずむ見知ったアッシュ色の髪の女性がこちらを向き去ろうとしていた
アキラ
慌てて立ち上がる僕 ハルナが何事かと動揺していた
ハルナ
アキラ
財布から1万円札を取り出しテーブルに叩きつけた僕は人生で1番の全速力で店を出た。