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半妖

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半妖

30 - 計画通り。[完]

♥

29

2021年03月31日

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何故、、、凛が、、、死んだはず、、、じゃ、、、

うん、僕は1度死んだ。でもお姉ちゃんが僕のこと生き返らせてくれた。

(あの時、、、ねぇさんがかけた治癒が知らぬうちに蘇生に変わっていたのか?)

なんの、、、目的で、、、

全部教えてあげるよ。

僕の名前は凛。美奈崎凛

!!

美奈崎凛

美奈崎翔吾の息子だよ

美奈崎凛

僕は5歳の時から父の研究の手伝いをしていた。

美奈崎凛

でも僕は父の教育により父以上の研究結果を残すことができた。

美奈崎凛

次の日、父は僕を実験体にした。

美奈崎凛

最初は嫉妬だと思ったよ。でも違った。最初っからあいつは僕を天才にし、実験体にするつもりだったんだ。ちょうどその頃お姉ちゃんが食べたせいで実験体が減ったというのもあるけど

美奈崎凛

まぁ別にそれはどうでもよかった。元々僕は父を利用して最強の能力を得ようとしていたから、逆に好都合だったよ。

美奈崎凛

しかも本当の家族にも会えた!

ねぇさん、、、くはぁ!!

これは、、、一体、、、

美奈崎凛

君の体には強欲の悪魔。マモンの血が流れている。

悪、、、魔?

美奈崎凛

そうそう。でもその力は絶大すぎて小さかった竜はその身諸共崩壊するところだったんだ

美奈崎凛

でもね、お姉ちゃんが支配の能力で君の悪魔の力を封じちゃったんだ。まぁその封印はたった今解放されたけど。

美奈崎凛

竜ももう妖力量に耐えられる体に成長した。だから大丈夫

美奈崎凛

さぁ、竜。こっちへおいで。

ぐあああああああああああぁぁぁ!!

美奈崎凛

お姉ちゃん、、、やっとこっちに来てくれてありがとう。その姿とても綺麗だよ。

美奈崎凛

これで本当の家族になれる。

待て、、、ねぇさん、、、をどこへ連れて行く、、、?

美奈崎凛

安心して。竜も一緒に連れていくから

白石幸也

待ちやがれ!!

美奈崎凛

白石幸也君。君は本当によくやってくれたよ。僕の手伝いをしてくれたんだからね。

白石幸也

てめぇの思い通りになると思うな

美奈崎凛

大丈夫。もうなってるから

白石幸也

竜!!

白石幸也

クソ、、、これはしたくなかったが、、、

美奈崎凛

何をしても無駄だy

ドカーン!!

白石幸也

(やつに俺の爆発を食らわせた。確実に直撃したから致命傷のはず)

白石幸也

!!

美奈崎凛

だから無駄だって

美奈崎凛

君らは僕に負けたんだ。

白石幸也

いや、、、まだだ。

美奈崎凛

!?

空間に大きな穴が爆発によってできた。

白石幸也

竜!!あの中へ走れ!!

白石幸也

ここは俺が食い止める。だから

白石幸也

赤龍寺を、、、あいつを助けろ

ッ、、、

ねぇさんを置いてなんて行けない。

白石幸也

いいからいけ!!

うわああああああぁぁぁ!!

白石幸也

ついでに、、、お前にこれをやる。必ず生き残れよ。竜!!

美奈崎凛

へぇ〜君の能力ちょっと便利すぎたね。

美奈崎凛

あ〜あ。まぁいっか。

美奈崎凛

まだお話したかったけど今日は時間がないからまた今度ね

美奈崎凛

竜、、、もっと力をつけて精々お姉ちゃんと僕に追いつけるように頑張れ

その言葉を最後に僕は異空間へと飛ばされた。

ここは、、、

ウッ、、、頭が、、、

マモン

やっと出てこれたと思えばまさか平行世界に飛ばされるとは、、、全く情けねぇな

誰だ、、、

マモン

俺か?俺は

マモン

お前自身だ。

!?

マモン

お前になる前は強欲の悪魔、マモンだったが今は違う。

マモン

俺はもうお前の1部であり、第2の俺の体だ。

マモン

平行世界に来ちまったがまぁいい。自由にして貰った恩もある。何か願いを言え。人間。

、、、お前は僕の1部なんだろ?なら僕の命令に従え

マモン

、、、へぇ?意外だったな。本当はそんな正確なのか。お前?

マモン

まぁいいぜ?どうせお前の体を乗っ取ることなんてできねぇんだから。

マモン

それに、、、お前が願うのはあの女の救出。だろ?

マモン

あの女には借りがある。手伝ってやるよ。

白石幸也

でも、あの凛って奴?あいつに勝つには相当な妖力が必要だぜ?

ねぇさんを助けるためだったら何でもする

マモン

ギヒヒヒ

マモン

その言葉を待っていたぜ。

マモン

なら最初は俺の妖力を貯めるために生贄を用意しろ。

マモン

なぁに心配はいらない。すぐに上手くいく

、、、わかった。

マモン

(こいつは自分が主人だと思っているようだが違う。こいつは俺の血によって手に入れないと気がすまないように性格が変わっている。あの女に対する気持ちを利用してやったんだよ。)

マモン

ギヒヒヒヒ

平行世界は、妖怪がいないのか?

マモン

そもそもお前平行世界と基本世界についてどれほど知っているんだ?

全く知らない

マモン

はぁ、、、

マモン

基本世界は俺達がいた世界のことで平行世界は多くの選択肢の中で有り得た世界のことを言う。つまりこの平行世界には妖怪がいない世界なんだよ。

マモン

だが、この世界は悪くないな。

マモン

欲深い人間がうようよいる。

マモン

お前は人間に話しかけ願いを聴け。願いは俺が叶えてやるが、生贄を人間に用意させろ。後はお前が生贄を食らうだけだ。

マモン

あぁ、あとついでに願いを叶えてやった人間もたまに我々に関わったことで能力を発言させる者がいるからその場合も食べてしまえ

わかった、、、とりあえず全部食っちまえばいいってことだな

マモン

まぁそういうことだ。

マモン

それと確認したいことがある。

マモン

あの白石幸也?というやつから何か受け取っていたな?

いや、、、特に何も

マモン

、、、ふ

マモン

そういう事か

赤龍寺竜。能力、、、不死身+悪魔。対象者の生贄を引き換えに願いを叶える。が、対象者の心を支配することで活きのいい魂を作り上げ食べることがある。

、、、+爆発

その後俺は多くの人間共の願いを叶えては、その村の人間を全て食い尽くした。

いつかねぇさんに会える日まで、、、

山崎楓

異世界、、、いや、彼らにとってはここが異世界なのね。

鈴木隼人

なんだか話が壮大すぎて訳が分からん。

鈴木隼人

でも、なんだか悲しいやつだな

副会長

、、、ウッ

山崎楓

お目覚めのようね

副会長

、、、俺の過去を、、、見たな

山崎楓

えぇ。そして今話している貴方は竜って人じゃないようね。

山崎楓

貴方は

山崎楓

マモンね

マモン

はぁ、、、だからなんだ?

山崎楓

どうして竜さんの意識を乗っ取ったの?

マモン

それはこいつの意思だったからだ。

マモン

いざ、人間を喰らう時結局こいつはできなかったんだ。

マモン

そして代わりにやってくれって頼まれてよぉ仕方なく?

山崎楓

はぁ〜、、、竜って人を今呼んでもらえない?

マモン

ハイはィ。俺ハデシャばんなってコトかよ

マモン

、、、。

、、、

山崎楓

貴方が竜?

!?

ドサッ

山崎楓

!!

竜は頭をつけて土下座した

ごめんなさい、、、ごめんなさい、、、

山崎楓

、、、

山崎楓

貴方は後悔していたのね

山崎楓

でも、謝ったって何も変わらないし貴方のお姉さんは帰ってこない。

山崎楓

貴方は多くの命を奪った恐ろしい人

山崎楓

でも大切なのは奪ってしまった命に対して貴方がどう向き合っていくかでしょ?貴方は自分の間違えに気づいた。

山崎楓

だから、、、違う方法を今からでも探しましょ?

、、、そうですね。大変ご迷惑をかけました。私は奪った多くの人の為に償い続けます。そしてねぇさんを

鈴木隼人

おい、、、マモン

鈴木隼人

聴いたな?もうお前の力は使わせない。

マモン

、、、はいはい

鈴木隼人

全く、、、厄介なやつだな

山崎楓

貴方はこれからどうするの?

まず元の世界に戻ることを優先して探したいと思います。

山崎楓

それ、私にも手伝わせて欲しいの

鈴木隼人

!!

鈴木隼人

何言ってるんだよ!楓

山崎楓

申し訳ないけどマモンがいつまた暴走するか分からないし、おそらくだけど、、、

山崎楓

この世界に凛というやつが来ている

!?

凛、、、

山崎楓

彼の目的は不明だけどこの世界にいる限り放ってはおけないもの。

でも、、、とても危険なことに巻き込まれますよ?

山崎楓

承知の上よ。

鈴木隼人

全く、、、こう言った時の楓はしつこいからな。

鈴木隼人

俺も一緒に行く

山崎楓

隼人、、、ありがとう

神谷涼

話は聞かせて貰ったよ

神谷涼

僕は出来れば行きたくないけど柳斗が、、、

山崎柳斗

俺も行かせろ。

山崎柳斗

妹の危険を守るのは俺の兄としての宿命だからな

神谷涼

(前から思っていたが、、、こいつシスコンなのか?)

山崎柳斗

聴こえてるぞ

神谷涼

ギクッ

雛菊瑞稀

涼、、、君が行くなら私も

神谷涼

瑞稀、、、ありがとう。でも君を危ない所には連れて行けない

雛菊瑞稀

でも、、、

神谷涼

僕が帰って来たら一緒にあの夕日を見に行こう

雛菊瑞稀

、、、うん

鈴木隼人

(いいなぁ)

、、、本当にありがとうございます。

山崎楓

さて、、、早速全ての元凶を探しに行きますか

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