コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
翌日
鈴が部活なので
私一人で
和也さんのお見舞いに来た。
手には
スーパーで買ったゼリーが。
気に入ってもらえるかな。
そう思って、病室のドアを開けると
和也さんは、また寝ていた。
美緒
近くの机にゼリーを置き
なんとなく
和也さんが起きるまで
待つことにした。
今日は予定も無いし
ゆっくり出来る。
和也さんと鈴って
顔似てるな。
まつげが長いのも
肌が白いのも。
···。
···かっこいいな。
綺麗な顔。
白い手足。
同級生とは
なんだか、雰囲気が違う。
大人っぽい。
1歳違うだけなのに。
···。
和也
美緒
和也さんが
急に目を覚ました。
和也
美緒
美緒
改めて考えれば
この病室に
私達以外、誰もいない。
二人きり
ってやつ。
なんだか
ドキドキするな···。
和也
美緒
美緒
和也
和也
袋を開け
ゼリーを食べ出す和也さん。
和也
美緒
和也
そう言って
ゼリーを差し出す和也さん。
美緒
美緒
和也
和也
和也
美緒
子供みたいに食べるなぁ。
いや、子供なんだけど。
それだけ
お腹空いてるのかな。
和也さんって
大人っぽいのに
子供っぽい。
よくわからない人だ。
でも今日
はっきりとわかったことがある。
私が和也さんに
惹かれつつある
ということだ。
続きます。
いいと思った分だけ
♡お願いします!