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昔、僕は母、兄、僕の3人でひとつ屋根の下に暮らしていた。
けど、昔から兄の方が魔法が得意で、兄の方が愛されていた。
今の僕は全ての魔法を使える。けど、昔は炎魔法しか使えなかった。
兄は、炎、光、水、回復の魔法を自由に使うことが出来た。
けど、僕が落ちこぼれだからと言って追い出されたりはしなかった。
そして、ある日事件は起こった。
コンコンッ…
ドズルの母 ユイ
ドズルの母 ユイ
ドズルの兄 ハル
ガチャッ…
ドズルの兄 ハル
グイッ、!(ハルを引っ張る
ドズルの兄 ハル
ドズル
ドズル
ドズルの母 ユイ
ドズルの母 ユイ
MOB
ドズルの兄 ハル
MOB
ドズルの母 ユイ
ドズルの母 ユイ
そんな言葉、聞きたくなかった。
僕が人を簡単に信じなくなったのは、ここからだった。
そう、母は不審者に僕のことを差し出したんだ。
MOB
MOB
ドズル
本当に、信じられなかった。
今まで、僕のことを住まわせてくれていた母に、”捨てられるなんて”。
もちろん、兄ほど愛されてはなかった。けど、嫌われてもなかった、と思う。
ドズル
ドズル
ドズルの兄 ハル
ドズルの兄 ハル
ドズルの母 ユイ
ドズルの母 ユイ
ドズル
ドズルの兄 ハル
…でも、最後まで…兄は僕のことを思ってくれたな、
ドズル
ドズルの兄 ハル
ドズル
そうして、僕の家族との最後の会話が途切れて、終わった。
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ドズル
MOB
MOB
ドズル
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ドズル
ドズル
MOB
MOB
ドズル
ドズル
MOB
ドズル
MOB
ドッ(首を叩く
ドズル
そして僕は、そこからの記憶がほとんど無くなった。
覚えてるのは、その後気づいた時には男の人はいなくて、
自分で外に出た、ということ
ドズル
そう、実はその生贄が終わったのは目が覚めるまでの7年間。
幸い、街はほとんど変わっていなかった。
…けど、家に帰ろうとは思わなかった。
なぜだかは分からない。けど、帰らなかった。
ドズル
ドズル
そう思って街を歩き回ったが、宿に行こうにもお金もない。
僕は行方不明扱いになっていたらしく、知り合いにも話しかけられない。
気づけば、街でさまよい続けて2日が経った。
ドズル
ドズル
その時期はおそらく冬、寒く、お腹も減って限界だった。
そして僕は3日目の正午、限界を迎えて路地にしゃがみ込んだ。
体も暑い、しかも気持ち悪い。
この気温や、体の免疫が下がっていたせいで、おそらく体も弱くなっていて…
ドズル
ドサッ、!(転
幼い時のドズル
幼い時のドズル
ドズルの兄 ハル
ドズルの兄 ハル
ドズルの兄 ハル
ドズルの兄 ハル
幼い時のドズル
幼い時のドズル
ドズルの兄 ハル
ドズルの兄 ハル
幼い時のドズル
ドズルの兄 ハル
幼い時のドズル
ドズルの兄 ハル
そうだ、ずっと昔、僕はよく兄さんと遊んで、怪我をして…
ドズル
ドズル
ドズル
???
気を失う前に見た人は、兄さんと同じ優しい目をしていた。
その景色を見ながら、僕は意識を失った。
そう、僕が呪いにかかったのは、”母親”のせいだった。
母親のせいで兄と別れ、僕は倒れた、
でも、その時の僕はまだ知らなかった。
最後に見たあの優しい目の人が、僕の第二の人生の始まりのきっかけ、だとは
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡200
次回/僕の人生を変えたのは