テラーノベル
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ur嫌われ
結構初期の作品なので 書き方が違うかもしれないです
それについてはお許しください
今回はna視点がメインになってます
死ネタ•キャラ崩壊
の要素が含まれます
苦手な方は作品を閉じてください
では、どうぞ
嫌だなぁ
明日が来るのが
怖いなぁ
また、家族の誰かが 居なくならないかな
na
urが居なくなって
3年が経ちました
na
僕は家族を養うために進学を諦め、
就職した
今では立派な社会人だ
tt
sv
rn
na
たっつんも、 どうにか受験を受けることが出来て
今は高校生
バイトをして、 お金を入れてくれている
本当にありがたい
sv
rn
双子のrnとsvも
もう小学校4年生だ
もうurを越えてしまった
朝一番にurに手を合わせる 双子をurと重ねてしまう
駄目だなぁ
僕のせいなのに
俺はいつもネガティブだ
だからいつも頬を叩いて 気分を変える
na
na
na
sv
rn
sv
tt
ttは朝起きるのが苦手なのか
いつもパンを咥えて学校に向かう
逆に器用だ
sv
rn
na
2人に手を振って
僕も会社に行く準備をする
でも朝の家事も忘れずに
洗濯物干して
食洗機かけて
戸締まり確認も
na
今まではurがやっていた事だ
今やってみてわかる大変さ
na
別に手伝って欲しいとかではない
ただただ
na
毎日思うこと
僕は寝るのも一番最後だ
ttが枕を濡らしているのを知っている
rnが時々泣くのを知っている
svがそれを慰めているのを 知っている
皆の顔が腫れている日を見ている
見るだけで
悲しくなって
辛くなって
どうしようもなくなる
そんなときは
仕事で頭を一杯にする
na
だれもいない部屋に
返事の来ない部屋に
そういって鍵を閉める
na
満員の電車で
鞄を左手に
つり革を右手に
揺られる時間が好きだ
na
先輩方に挨拶をして
上へ向かう
na
社員
社員
社員
na
カタカタカタ
パソコンの音が鳴り響く
自分の時間が好きだ
皆といる時間がもっと大好きだ
社員
na
na
怒られる時間は嫌いだ
長々と、時間を無駄にされるから
早く帰って、皆に会いたいのに
na
na
社員
na
数時間後
na
社員
電車が混んでいて
乗れなかったから
途中まで徒歩で帰ることにした
na
通り道の海を見て
足だけ入る
na
ぱしゃぱしゃと手を動かす
na
太陽を見ながら
バスが来るのを待つ
海沿いのバス停のベンチで
水平線に手を伸ばす
na
歌を歌って気分を変える
僕の大好きな歌
大好きな人へ送る歌
海に向かって
ずっと歌う
na
鞄を抱えて
俯く
地面にポタポタと
水が落ちる
na
小さな小さな掠れる声で
名前を繰り返し呼ぶ
na
na
太陽が沈んでいく
トントンと、背中を叩かれる
でも頭が重くて上がらない
まだポタポタと水は落ち続けている
後ろで声がする
ur
na
思わず頭を上げる
後ろを向く
そこには笑顔のurが居た
ur
urは
僕の隣に座って海を見る
na
抱き締めたくて、手を伸ばす
でも届くことはない
手が通り抜ける
na
na
涙が溢れて
視界がぼやける
しっかり、顔を見たいのに
笑顔を見たいのに
泣かずに、真剣に謝りたいのに
na
na
ur
うりは笑顔のまま、
僕を見る
na
na
na
na
とまらない
涙も、後悔していることも
urは、口を開く
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
urは、僕の涙を拭う
rnの物だった水色のハンカチで
ur
urは大切そうにハンカチを畳む
ur
urは笑う
ur
urらしい、光輝く笑顔で
na
どうしても、
urの思い出が欲しかった
僕はスマホをだす
na
ur
『パシャ』
シャッター音が鳴り響く
na
キラキラと輝く 海と太陽とベンチだけが写る写真
ur
urは辛そうに笑う
na
urはまた太陽を見て言う
ur
ur
ur
urが大陽に手を伸ばす
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
urが僕の方を向く
ur
ur
urの声が震える
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
na
urは最後に
ur
最高の笑顔を残して
消えていった
気がつくと
目の前にバスが止まっていた
運転手
運転手
na
急いでバスに乗り込んで
席に座る
バスの中には誰も居なかった
na
席に座って
鞄を抱える
そうすると
『カサカサッ』
na
いれた覚えのない紙が出てくる
ファイルにも入っていない
1枚の折りたたまれた紙
na
紙を開いて読んでみた
兄ちゃんへ さっき言ったこと、覚えてるか? 無理しないでってことと、 兄ちゃんは1人じゃないってこと、 これ、忘れんなよ!! 忘れたら許さねえからな!! 俺はいつでも見てるし、居るから 何かあったら教えるな、 だから、 俺のことも忘れないでくれよな!! 皆が大好き!!なurより、 てかsvもrnも俺よりデカいんだけど何? 同い年だよな?
na
思わず笑みが溢れる
na
まさか、 身長のことを書いてくるなんて
思わないじゃないかw
na
俺は手紙を丁寧にファイルにしまい
さっきの写真を眺めてた
urは居ないけど
大事な宝物
スマホのお絵かきアプリで
簡単にurを書く
na
その写真をスマホの壁紙にして
僕はバスをおりた
na
sv
rn
2人が玄関に来る
そして
sv
tt
tt
ttが目をキラキラと光らせて出てくる
口にはつまみ食いしたのか
赤色の何かがついている
机を除くと麻婆豆腐だったから
麻婆豆腐のひき肉だろう
手を洗ったり色々済ませて
食卓へ向かう
rn
tt
sv
na
urのところにも置いて
皆で食べ始める
tt
rn
sv
rn
na
美味しいな
いつの間に料理なんて 出来るようになったんだろう
料理をしているときの
urとsvを重ねる
urに似てるな
そう思いながら
麻婆豆腐を口へ運ぶ
na
sv
tt
rn
rn
na
sv
tt
na
sv
rn
tt
こんな雰囲気も大好きだ
na
sv
tt
rn
na
食後
皆をリビングに集める
そして
さっきの手紙を見せる
ttは疑った後に文字を見て泣き出す
svは身長のことを喜んで
rnは泣き出すttを慰めていた
僕は涙を我慢して震えていた
na
押さえないとと、思う度に
溢れてきて
いつの間にか座り込んでいた
sv
tt
rn
3人の視線が刺さる
na
やめてくれ
惨めになる
余計悲しくなる
兄ちゃんで居させてくれ
つよくないと
皆を守れないんだ
na
na
袖が濡れていく
頬を涙が伝う
泣くと
思い出して辛くなる
tt
tt
tt
tt
ttが涙でグシャグシャな顔で
笑顔を作って
僕に見せてくる
na
na
泣きながら
ガラガラの声で
返事をして
目を開ける
そこには笑ったurが見えた気がした
頑張るね
na
na
na
僕たちは皆で手を合わせて
笑いあった
ur
ur
死んでも
魂は残る
皆は知ってる?
人間が2回死ぬことを
1回目は体が死んだとき
俺みたいに
2回目は
皆に忘れられて 存在が無くなった時
だから
皆も忘れないでね
友達も
好きな人も
家族も
忘れたら全部おしまい
その人の物語はそこで終わり
物語は続けられる
永遠に
続く
時間は有限だ
だけど思いは無限
繋げるんだ
バトンみたいに
人の思いを
渡して
渡して
渡して
繋げれば
残るんだ
もし、皆が死んだとしても
誰かが繋げれば
生きていられる
そこに貴方が生きていた
存在していた
それだけで充分なんだよ
また、皆の絆も不滅
klptが
無くなったとしても
皆のなかで生き続ける
だから
諦めないで
ur
これでこの作品は本当に完結です。
この物語は 元々読み切りだった作品の続編です
ここまで見て下さり ありがとうございました
タップ数や、文字数は少ないですが
皆さんの心に残るならば本望です
では、
他の作品で会いましょう
ばいばい
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良ければ感想や♡、お願いします
コメント
12件
垢 違 う ん で す が 前 回 10 週読 ま せ て い た だ き ま し た .ᐟと💬し た 者 で す .ᐟ続 編 あ り が と う ご ざ い ま す .ᐟ と て も 感 動 し ま し た😭こ れ か ら も た く さ ん 読 み ま す .ᐟ
ヤバい...目から滝がぁぁぁぁぁ😭😭😭😭 うりりんめっちゃ最後に良いこと言うとか泣かせにきてるやん😭 まじで感動。ヤバい笑 でも身長の話はおもろかったw
うわぁっ!!🎸いいこと言いすぎやぁ😭😭いい話過ぎてやばい……泣きそうw 身長確かに🐸❄️高そう、……ww