れお
俺は小さい頃にとある夫婦に拾われた。

母
れおーご飯だよー

れお
また肉〜?

父
文句をゆうな
父さんが働いて得た肉だぞ

れお
わかった

母
最近周りに人が増えたわねまるで動物園みたい

父
そうだなー隣に引っ越してきた人なんかでかかったぞ

母
あら、変わった人も多いのね

母
そう言えばお向いさんにおすそ分けをする約束だったわ

母
れお、明日渡してきてくれないかしら

れお
わかった!

母
きっと首を長くして待ってるわ

父
そう言えば、れお

父
昨日の運動会はどーだった

れお
あぁーまあまぁかなー

母
ねぇ最近悩んでるみたいだけど

母
どうしたの?れお

父
そーなのか?れおゆってみなさい

れお
いやいいよ、

母
どうしたの?聞いてあげるから

父
そうだぞゆってみなさい

れお
ならゆうよ、

れお
昨日の運動会、親友のさとるが来なかったんだ。

父
そうなのか。

母
何かあったのかしらね

母
さとるくんってゆうとお向いさんの息子さんよね?

母
あの背の高い

れお
そうだよ。

父
そんなに心配なのか?

れお
…

れお
あのさ、今日のご飯って肉じゃん?

れお
これ、なんの肉?

父
今日は珍しいぞ

父
キリンだ

母
お父さんが昨日獲ってきたのよ!

れお
お向いさんもキリンだよね

れお
これ、さとるじゃない?

父
…

父
れお、よく聞くんだ

父
俺らはライオンなんだ
ライオンは肉を食わなきゃいけないんだ。分かるな?

母
そーよ。肉食なのだから

れお
でも、なんでさとるを、

父
最近は餌になる動物が減ってきてるんだ、だから仕方なかった

父
実際明日の食料も困ってるんだぞ。

れお
うん。

父
でも明日はもっといいものを食わしてやる

父
なんだと思う?

父は俺の耳元であることをゆうと夕食を食べ終わって寝床に行った。
れお
母さん。

自分がシマウマであることに
父親に肉を無理やり食わされ
太らさせれていたことに
れお
母さん?母さん!

れお
どこ!

父
れおー朝飯だぞー

れお
これ。

父
れお、今日はたんまり食えよ

父
明日はお前だからな

次の日の父親の食事にはまた、シマウマの肉が並ぶのでした