/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！
あれから1週間たった
もう…颯太君には会えない
加奈
美桜
加奈
加奈
美桜
加奈
美桜
加奈
加奈
加奈
美桜
握手会
当たったらまた会える
でも…こんな私を覚えてるのかな
あの感覚まだ忘れられない────
橋本美桜 さん
松村 颯太の握手会
当選しました
番号
1192 番
美桜
美桜
美桜
美桜
美桜
スクロールしていた指を
加奈からのメールに指をすべらせる
加奈
加奈
加奈
美桜
美桜
加奈
加奈
美桜
加奈
加奈
加奈
美桜
颯太
颯太
濡れた髪を乾かしながら
美桜が来てほしい
そう願った
会うことしか考えていなかった
今日 やっと 会える
この日をずっと待ってた
加奈
美桜
美桜
加奈
私にとって２回目だ
会場は外
奥にテントがある
あそこにいるんだ
どうしてもあのテントが
ものすごく遠くに感じる
加奈
加奈
加奈
美桜
美桜
一瞬で終わる握手会
次々と人が少なくなる
美桜
あのときの感覚を思い出す
うつむいたまま
颯太君と撮った写真を眺める
美桜
あと30人…
あと20人…
前に進んでいく
あと2人…
あと1人……
心臓が飛び出すほど
胸の鼓動は早まった
スタッフ
テントをくぐった
美桜
颯太
颯太
美桜
美桜
颯太
美桜
私と颯太君の手が重なる
優しくて
私のことを覚えててくれた
颯太
美桜
颯太
颯太
颯太
美桜
一瞬だった
だけど…
私のことを覚えててくれた
私は
それだけが
うれしかった
美桜
美桜
CMに映る颯太君
テレビにうつる顔は
あのときとは違って
真剣だ────
美桜
美桜
近くのコンビニへ
私は軽く着替えた
颯太君に会ってから
3時間ほどたった
もう仕事は終わったかな…
そう考えながら
肉まんが入ったビニール袋を持った
黒く大きな車が止まる
颯太
美桜
名前が呼ばれ
後ろを振り向く
颯太
美桜
颯太
颯太
美桜
今私は颯太君の車に乗っている
颯太
美桜
美桜
美桜
美桜
颯太
美桜
颯太
美桜
颯太
美桜
颯太
美桜
私は半分の肉まんを渡した
颯太
颯太
颯太
美桜
美桜
颯太
美桜
2人の距離が縮まった気がする
颯太
颯太
美桜
呼び捨てッ…
やばすぎでしょ…
颯太
颯太
美桜
美桜
颯太
颯太
美桜
颯太君とのLINE…
変な感じ…
でも…
距離が縮まった気がして
嬉しい…
ピピピピ…
家を出る時間のタイマーが鳴る
美桜
胸の鼓動が激しく鳴り響く
美桜
こんなに早くきた自分が
バカみたい…
あの車 まだかな
白い息をはきながら
道路を眺める
美桜
颯太
美桜
颯太
颯太
助手席に座り込む
颯太
会話が進む
あの日より 話が進む
美桜
美桜
颯太
美桜
颯太
颯太
美桜
美桜
颯太
美桜
颯太
颯太
美桜
颯太
美桜
美桜
颯太
美桜
美桜
颯太
颯太
颯太
颯太
美桜
美桜
颯太
まだ話し方にはなれないけど
話は前より弾んだ
美桜
颯太
美桜
颯太
颯太
美桜
颯太
山の景色は家からとは違う
颯太君と見る星空
颯太
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ