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朝の江戸
町は今日も賑わっていた
威勢のいい掛け声
笑い合う子どもたち
風に揺れる暖簾
白璃は日傘を差し ゆっくりと町を歩いていた
白璃
白璃
布の奥で、小さく微笑む
最近は少しずつ 町を歩くことにも慣れてきた
それでも 人の多い場所では自然と俯いてしまう
白璃
白璃
白璃
そう思いながら歩き続けた
その頃
神威と阿伏兎も町を歩いていた
阿伏兎
神威
阿伏兎
阿伏兎
神威
神威
阿伏兎はため息をつく
阿伏兎
神威は笑うだけだった
そのまま歩いていると 甘い香りが漂ってくる
神威
阿伏兎
神威
阿伏兎
二人は源蔵の店へ向かった
その少し前
白璃は店の暖簾をくぐっていた
源蔵(団子屋店主)
源蔵(団子屋店主)
白璃
源蔵(団子屋店主)
白璃
源蔵は慣れた手つきで団子を焼く
源蔵(団子屋店主)
白璃
白璃
白璃
源蔵は照れくさそうに鼻をかく
源蔵(団子屋店主)
源蔵(団子屋店主)
白璃はふふっと笑う
白璃
源蔵(団子屋店主)
源蔵(団子屋店主)
団子を受け取り、白璃は店を後にした
店を出る
春風が優しく吹く
白璃
そのまま歩き始める
そして
通りの向こうから歩いてくる二人組
赤い髪の青年
隣には大柄な男
白璃
白璃
この前、助けてくれた人だった
神威も自然と前を見る
布を被った少女
見覚えがある
だが、それだけだった
二人は何も言わない
静かに
互いの横を通り過ぎる
春風だけが二人の間を吹き抜けた
白璃は小さく会釈をする
神威はそれに気付き ほんの少しだけ目を細める
それだけ
言葉は交わさない
そのまま、お互い歩いていった
神威たちは店へ入る
源蔵(団子屋店主)
源蔵(団子屋店主)
神威
源蔵(団子屋店主)
神威
神威
源蔵(団子屋店主)
阿伏兎
源蔵は豪快に笑う
源蔵(団子屋店主)
源蔵(団子屋店主)
阿伏兎
神威は楽しそうに団子を受け取る
源蔵(団子屋店主)
源蔵(団子屋店主)
神威
源蔵(団子屋店主)
源蔵(団子屋店主)
源蔵(団子屋店主)
神威は団子を一口食べる
神威
それ以上は聞かない
阿伏兎
源蔵(団子屋店主)
源蔵(団子屋店主)
神威は黙って団子を食べていた
白璃
という名前だけが、頭の片隅に残る
一方その頃
屋根の上
黒い外套の人物が白璃を見下ろしていた
?
?の部下
?
?
?の部下
?
?
帽子の影で口元がゆっくりと歪む
?
風が吹き抜ける
その姿は音もなく闇へ消えた
夕暮れ
白璃は宿へ帰る道を歩いていた
白璃
白璃
思わず小さく笑う
白璃
その答えは、まだ誰にも分からない
春の終わりの空を見上げながら 白璃は静かに歩き続けた──
あおねぎ³㌨💚
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コメント
2件
第12話、読み終えたよ。白璃が少しずつ町に馴染んでる感じがじんわり伝わってきて、団子屋での源蔵さんとのやりとりがほっこりした。神威とすれ違うシーン、風が吹く中で互いに会釈だけってのが逆に印象的で「ここで言葉交わさないんだ…」って切なくなった。あと黒い外套のやつ、何者か気になる。まだまだこれからって感じで続きがめっちゃ楽しみだわ!🔥