事件は突如として起こった…。
美月
(今日は大会だ!!千切くんはスタメンだし頑張ってって応援しないと!!)
お母さん
美月。今日大会なんでしょ?帰ってくるとき連絡お願いね
美月
お母さん、うんわかってるよ!!
行ってくるね
行ってくるね
お母さん
行ってらっしゃい。気を付けて
お母さんお別れを告げて大会が場所に急いだ
豹馬
おはよ!!今日も俺はスタメンだろうな笑
美月
おはよ~そりゃそうだよね笑
来るの早いね?他の人まだ来てないよ?
来るの早いね?他の人まだ来てないよ?
豹馬
今日はたまたま目が覚めた
美月
そっか…。
二人になると喋ることがない…。緊張しすぎて喋れない…。千切くんが好きだって自覚したあの日から…。
豹馬
あっ、来たぞ笑
美月
う、うん…。
そして試合が始まった
美月
今日も速いね千切くん
陽菜
そうだね~。速すぎて他の人達置いてけぼりだもん笑
美月
このままだったら2回戦も余裕で突破できそうだね
陽菜
うん。大丈夫だよ!!鰐間先輩もっとまじめにやってくれないかな?
美月
そうだね…。千切くんが活躍して面白くないんじゃない?
その時だった…。千切くんが痛そうにフィールドに倒れてるのを見たのは…。
美月
えっ…。千切くん!?
監督や先輩が一斉に千切くんのところに向かった…。
監督
千切立てなさそうだな…。背中に乗れるか?
豹馬
はい…。くそっ
美月
千切くん…。
不穏な空気が流れたフィールドはなんだかよそよそしかった