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咲良

ねえねえ、かいと

海斗

なーに?さくらねえちゃん

咲良

かいとはさ、おとなになったら

咲良

けっこん、したい?

海斗

んー、わかんない

咲良

したいでしょ?

海斗

じゃあ..したい!

咲良

およめさんはだれがいい?

海斗

だれでもいい!

咲良

さくらおねーちゃん、だよね

海斗

うん!

咲良

じゃあいつか、とっておきのぷろぽーず、まってるね

海斗

まかせて!

咲良

____ってことがあったはずなんだけど

咲良

覚えてるよね?海斗

海斗

いや、それいつの話だよ

咲良

17年前

海斗

結構昔の話だな

咲良

で、私17年も“とっておきのぷろぽーず”待ってるんだけど

咲良

どうしたらいい?

海斗

んー、この紙にサインしたらいいと思うよ

咲良

だから!!ちゃんとプロポーズされたいの!!

海斗

はいはい、わがままだな

海斗

そう言うと思ってさ、ほら

そう言って海斗が私を隣の部屋へ通す

するとそこには、沢山の風船やパーティグッズで豪勢に飾られた部屋が

中心には、結婚してくださいという風船まで置いてあった

咲良

…!!

海斗

改めて…な

海斗

咲良、結婚してください

咲良

もちろん!!

咲良

やっと‘’とっておきのぷろぽーず”してくれたね

海斗

ほんとにいつまで経ってもわがままな子だなあ、咲良は
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