青
橙
『突然』
青
寝れない。
青
あと寝るだけ、、
なんで寝れないの
意味わかんない
なんか疲れた
でも寝れない。
今は深夜2時
今メンバーにメッセージを 送れる時間じゃない
どうしよう
どこを歩いているのだろう。
どこに向かっているのだろう。
行先すら分からぬまま 僕は足を進めていた。
途中、30代くらいの男の人たちが居たが 『あいつ死にそうだ』と聞こえたのを最後に見ていない。
正直 最近寝れていない僕の体は そろそろ限界を迎えるはずだ
ただ無意識に体を進めていた。
ここはどこだろう。
見覚えのある家の玄関
一応インターフォンを押してみる
意外にも 1分も経たずにドタドタと 人が走ってくる音が聞こえる
橙
橙
そうか 僕無意識に橙くんの家に来たんだ
橙
とりあえず入り?寒かったやろ
そんなかっこで
青
僕は手を引かれ中に入った
橙
橙
俺のとこ来るのいつもとちゃうで
そっか 申し訳ないことしちゃったな
橙
言ってくれへんとわからん
青
橙
青
橙
青
橙
言おうとしなくても口が勝手に 動いてしまう
橙
橙
桃とか赤の方が家近いやろ
橙
で1番遠い俺ん家に?
青
橙
青
気付いたら家の前にいた。
橙
橙
助けでも求めてたんか?
橙
俺のここ空いとるで
(手を広げる)
青
橙
青
橙
泣いてええで
青
橙
青
橙
大丈夫、大丈夫
橙
橙
青
僕はめいっぱい泣いたあと、 たくさんゲームして そして橙くんに抱きしめられていた。
END