虎の子

美花side 大学の講義室 文学部の文化・歴史学科に 進んだ私は 今日は2コマ目の 日本古代史の講義を 受けているところ。 教授の話を聞きながら、 ノートを取っていると いつの間にか終わっていた。

偶然同じ講義受けてた 同じ高校で生徒会だった 麻菜と一緒に 講義室を出た。

食堂

食堂で いつものご飯を食べていると とある人がやってきた。

謎に高校の時の 生徒会メンバー全員 同じ大学に入学した。 麻菜とは一緒だけど ほかの人は学部や学科が違う。

講義の話に盛り上がりつつ ご飯を食べている。

その場が一気に 静かになった。 なにか変なことゆったっけ…？

栞菜と笹川、田中と私が 同じクラスで クラス全体で少し悪ノリして 女装を派手めにしたら 生徒指導の佐々ちゃん先生に 話が入って怒られた話。

そんなこと話してたら あと10分したら 次の講義が始まるから 先にお暇させてもらった。

数日後 甲子園

タイガースショップで 岡田監督のグッズを買いに来たら 運悪くミエちゃんに 連行されてきてしまった。

その日ミエちゃん 私に会えると テンション上がっていたそうだが 実際会えなくて いつもと違ったらしい

大学の話で 盛り上がってたら トレーナーが収集をかけた。

梅野さんに 嘘がバレてアップの列に 連行される。 やっぱ野手最年長に 適わなかった…。

ひと通り野手陣と アップをして 水を飲もうとベンチに行ったら ピッチャーふたりが話し込んでいた。

勇輝さんのご指名通り 落ち込んでいる純矢くんの お話を聞くことにした。 純矢くんの話を聞く限り メンタルボロボロだった。 試合見てないけど やばさが伝わってきた。

何かが吹っ切れたのか知らないが 投手陣が練習している所へ 向かっていった。 その横で不安要素を話し出す 同い年の話を聞きつつ 空を見上げ解決策を考えるのだった。