TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

司とえむを結ばせたい幼馴染

一覧ページ

「司とえむを結ばせたい幼馴染」のメインビジュアル

司とえむを結ばせたい幼馴染

9 - 【9】負けれないババ抜き

♥

202

2022年03月23日

シェアするシェアする
報告する

フェニックスワンダーランド ーワンダーステージー

司とえむは1時間色々なアトラクションを体験して遊んでいた。

おかげでバテて息が荒い。それに汗でビショビショだ。

さ、流石に、つ、疲れたな。

えむ

う、うん…で、でも最高に、わんだほーいだったよ…!

と、とりあえず水を飲もう!

えむ

う、うん

2人は自分のバッグに入っている水筒を取り出して近くの席に隣同士で座った。

えむ

えむ?どうしたんだ?

えむ

えむ

こんな感じなんだね。

?なにがだ?

えむ

お客さんが見ている景色。

えむ

いつも前にいる側だったから新鮮だなって…

うむ、確かにな。

えむ

…キレイだね。

な!?このステージはおんぼろだぞっ!?

えむ

ううん、太陽が。

えむ

あたし、この時間の太陽が好きなんだ。

えむ

朝日でも夕日でもない太陽。

えむ

だって、この時間にあたし達は練習しててこの時間からあたし達のショーが始まるんだもん。ワクワクするじゃん。

えむ

それにこの時間は1番子供たちが遊びに来る時間帯だから1番騒がしいじゃん?

えむ

それが好きなんだ!!

えむ

司くんはどう思う?(ニーッ)

えむはいつもと変わらない幼い笑顔で司の方を向く。

いつもその笑顔に元気を貰えるんだよな。

司は覚悟を決めた。

えむ。

えむ

んー?

えむ

(なんだろう…)

頑張れ、オレ。

ーセカイにてー

MEIKO

類くん、寧々ちゃん、今戻ったわ。

類と寧々がトランプを手を持ちながら待ってくれていた。

寧々

カイトさん、メイコさんおかえりなさい。

2人の様子はどうだったんだい?

KAITO

あぁ、それがね…

KAITOはさっきの出来事を2人に話した。

寧々

へぇ。ちゃんとデートしてるんだね。

まぁ、司くんが『えむくんがいい』とはっきり言ったんだからねぇ。ちゃんとしてもらわないと困るね。

MEIKO

…2人とも気になっていたのだけども。

MEIKO

そのトランプは何かしら?

寧々

うん、類のカバンに入ってたの。

暇だしトランプでもしようかなと思ってね。

せっかくなら4人でと思って待っていたんだ。

MEIKO

良いわね!楽しそうだ!

KAITO

せっかくやるんだったら罰ゲームでも付けようか。

MEIKO

いいわね!

寧々

え…罰ゲームって何…?

うーん。

丁度いい所に猫耳がカバンに入っていたんだが、負けた人は次のゲームが終わるまで猫耳を付けるのはどうだい?

寧々

丁度いい所って…絶対狙ってたでしょ。

ふふ、さぁね。

KAITO

それじゃあやろうか。ババ抜きでいいかい?

MEIKO

えぇ!類くん配ってちょうだい!

4人は『負けたら猫耳を次のゲームが終わるまで付ける』と言う罰ゲーム付きでババ抜きを始めた。

あとから『猫耳+猫語』という罰ゲームになった。

MEIKO

また負けたわ…

10回やって、勝敗は

類が0敗 寧々が5敗 KAITOが1敗 MEIKOが4敗

女子軍がほとんど猫耳という結果になった。

KAITO

類くん強いね…

寧々

類に3回ぐらい騙されたんだけど。

ふふ、流石に猫耳は恥ずかしいからね。

(寧々だけならまだしもカイトさんとメイコさんが居るのはちょっと…ね?)

MEIKO

あら、私4回も負けてたのね。もう少し少ないと思ってたわ。

寧々

次は絶対類を猫耳にするんだから…

ふふ、楽しみだね。

KAITO

よし、次は大富豪でもやろうか。

MEIKO

良いわね!ババ抜きだけだと飽きちゃうものね!

寧々

次は負けない。

よし、それじゃ配ろうか。

罰ゲームの内容は変わらず、次は大富豪で猫耳と猫語をかけた戦いが始まった。

フェニックスワンダーランド ーワンダーステージー

えむ。

えむ

ん〜?

オレの好きな人の話、していいか?

えむ

い、いいよ!?

えむ

(司くんから話してくれるんだ…一体誰なんだろう?)

そいつはな

思考回路がふわふわで時々突拍子のないことを言い出すんだがな、オレはいつもその案に賛成してしまうんだ。

しかも笑顔がとても可愛くてその笑顔を見ると元気がない時でも笑顔が貰えるんだ。

とにかく全部が可愛いやつなんだ。

そいつは!

突然大きな声を出した司にえむは体を震わせてびっくりした。

えむ

…!?

無意識で手とか握ってくるし…笑顔とかするし…その…

すごく緊張するんだ。

たい焼きの食べ方も可愛いし仲間のために何でもするところも好きなんだ!

話す時だって緊張して目を合わせられないし、声が震えるし…。

オレはそいつのことが好きでたまらないんだと思う。

えむ

…うん。

えむ。

えむ

は、はい…。

オレは!!

えむが

好きだ。

1人の女の子として。

付き合ってくれ。

えむ

えむ

ふぇ…?

ゆー

ゆーです。

ゆー

見てくださり、ありがとうございました。

ゆー

もう少しで終わると思います。

ゆー

あと、「一人称が違う!」とか「次の物語は○○と〇〇が良い!」とかありましたらコメントの方にお願いします。

ゆー

あ、『男女』じゃなくてもいいです。

ゆー

リクエスト貰ったら全部一生懸命書かせてもらいます…

ゆー

それじゃ、ありがとうございました。

司とえむを結ばせたい幼馴染

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

202

コメント

5

ユーザー

ついに司告ったー!!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚