テラーノベル
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一年…か、…ッ
病院への帰り道、僕は考えた
一年って、長いようで短い。
365日。僕とれるちが一生に過ごせる"タイムリット"なのかな
その間に僕には何が出来るだろうか
今まで貰ってきた恩をどう返せば良いのか
僕は、それほどの恩を受けてきた。
真っ赤な夕陽が僕を照らす
最近、日没の時間が早くなってきた
当たり前の事なんだけどね。冬に近づいてる証拠。
でも、どんなに"当たり前の日々"がでもいつか"特別な日々"になるかもしれない
そんなもの、誰も肯定も出来ないし否定も出来ない。
自分自身が、この先の人生の運命を定めると言っても過言ではない。
僕はふと時計を見た
やばッッ、門限ッ
僕は駆け足でその場を去った。
れる
疲れたわ〜…、
てか今日座って話してただけやよな…ッ
やっぱ体力も無くなるもんやのかなッ…
やっぱここ数週間で体調が悪化…しとるんかな
表面上では出ないものの、実際こえ君と喋っとる時も正直しんどかった。
なんやろな…息苦しいんのかな
れる
これや…これや、…
れるは横の棚から一つのチラシを取り出した
それは''花火大会''のチラシ
''いつか''れるちの体調、良くなったら行きたいな〜ッ
そうやってこえ君、言ってくれたよな。
それも、ものすんっごい笑顔で。
そん時、れるがどれだけ嬉しかったか。
いつでも、れるの事を気遣ってくれてる。
そういうところ。大好きやで
本当は面と向かって言いたいけど、いざ言うとなると照れくさくなってしまう。
その"いつか"が来るまで、れるは頑張るよ。こえ君。
コメント
2件
まじ、感動… ほんとに凄いわ✨