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陽向 雫

花っ

SP

こんにちわ。花様。花様のお母様。お婆様。

おばあちゃん

あら、久しぶりね

SP

そうでございますね

七瀬 花

し、雫っ

陽向 雫

だ、大丈夫か!?

陽向 雫

大丈夫じゃないよな…

陽向 雫

ごめん。俺

陽向 雫

お、俺、知ってたんだ

陽向 雫

転校して花と出会った時、元気がない事も。

陽向 雫

でも、そんなはずないって思って

陽向 雫

…ごめん。

七瀬 花

あ、ありがとう。

七瀬 花

本当に嬉しい

七瀬 花

会いに来てくれて、私を好きと言ってくれて

菜乃

やっほー

七瀬 花

な、菜乃っ

おばあちゃん

なんだい

おばあちゃん

あんたは誰だい

菜乃

はぁ?

菜乃

おばあちゃん何言ってるの?

お父さん

そうだぞ。母さん。

七瀬 花

えっ

七瀬 花

おばあちゃんって父方の

おばあちゃん

そうだよ。

お父さん

お小遣い、もらいに来たんだけど

お父さん

は?花いんじゃん

お父さん

最悪。

お父さん

小遣い貰ったらすぐ帰るから。

菜乃

あれぇ?

菜乃

雫君

菜乃

ここに居たのね

菜乃

一緒に帰りましょ。

菜乃

あ、おばあちゃん私にもお小遣い〜

菜乃

てか、なんで花いんの

七瀬 花

あ、あの

七瀬 花

私、出ますねっ

たたたたたたっ

陽向 雫

あっ、花!

菜乃

雫君!

菜乃

あんな奴に構わないで

陽向 雫

離せよっ

菜乃

えっ?

だっ

おばあちゃん

はぁ、あんたらにあげる小遣いはないよ

陽向 雫

はぁ?

陽向 雫

何言ってんの

おばあちゃん

あんたらは家族でもなんでものない。絶縁だよ!

おばあちゃん

さっさと出ていきな

おばあちゃん

警察呼ばれたくなきゃ

お父さん

くそっ

菜乃

グスッ

菜乃

なんでそんな事言うのぉ

菜乃

雫君も花ばっか

菜乃

なんでぇ

おばあちゃん

お前だからだよ。

おばあちゃん

さっさと気づけ

菜乃

なんでよっ

菜乃

なんで、地味な花なんかより絶対…

その頃

七瀬 花

はぁはぁ。

陽向 雫

おいっ

七瀬 花

ひゃっ

七瀬 花

な、なんで

陽向 雫

ばかっ

陽向 雫

なんで逃げんだよ

七瀬 花

だって…

七瀬 花

雫も菜乃の事が好きなんでしょ?

七瀬 花

良いよ別に!

七瀬 花

大丈夫だし。

陽向 雫

良いの?

陽向 雫

俺が菜乃と付き合って

七瀬 花

…い、良いよ?

陽向 雫

そんな泣きそうなのに言い訳ないだろ

七瀬 花

グスッ

七瀬 花

だって、私なんかより

チュッ

七瀬 花

えっ

陽向 雫

アホっ

陽向 雫

花が良いんだよ

七瀬 花

あぅぅぅ

陽向 雫

帰るよ

七瀬 花

はいぃ

七瀬 花

で、でも菜乃いるしな

陽向 雫

俺が守るから。

陽向 雫

離れないでよ

七瀬 花

はい

七瀬 花

た、ただいま。

菜乃

グスッ

菜乃

なんでよぉ〜

菜乃

なんで私じゃないの

お父さん

あ、雫

お父さん

雫、菜乃にしとけよ。

お父さん

断然菜乃の方がいいだろ

陽向 雫

は?

七瀬 花

陽向 雫

花の方が断然可愛いわ

陽向 雫

目、節穴なんですか?

お父さん

は?

おばあちゃん

ふははは

おばあちゃん

いいね

おばあちゃん

そのいきだ

お父さん

何言ってんのこいつ

お父さん

俺は、七瀬財閥の社長だぞ?

お父さん

いいのかそんなこと言って

陽向 雫

なんの関係があるんですか?

お父さん

関係を切るぞと言っているんだ

陽向 雫

あ、もう関係切ってるんで。

お父さん

は?

陽向 雫

父に全て話したら、交流も切るって

陽向 雫

て言うか、陽向財閥の方が上だし

菜乃

え、え?

菜乃

どう言うこと

七瀬 花

そ、そうなの?

陽向 雫

うん

陽向 雫

ここに来る時に言った。

七瀬 花

そっか

菜乃

は、花も金目当てなんでしょ

陽向 雫

持ってことは菜乃さんもですよね

菜乃

花様、お母様、お婆様が

関係を切って良かったねと

うちの財閥も切ったよと言っておりました。

お母さん

そう。

お母さん

良かったわ

お父さん

は?

お父さん

どこの財閥だよ

お父さん

絶対、七瀬財閥より下だろ?

母方のおじいちゃん

そう言われていたとは

七瀬 花

おじいちゃん!

母方のおじいちゃん

花よ久しぶり

七瀬 花

おじいちゃん、さらに若くなった?

母方のおじいちゃん

さすがわしの孫っ

母方のおじいちゃん

うちの開発した見た目だけ若く見える薬を実験台として飲んだのじゃ

七瀬 花

だ、大丈夫なの?

母方のおじいちゃん

大丈夫じゃよ

母方のおじいちゃん

ところで七瀬財閥ごときがうちの孫になんのようじゃ?

菜乃

お、おじいちゃん!

菜乃

は、花が苛めてくるのぉ

母方のおじいちゃん

は?

七瀬 花

えっ

七瀬 花

そ、そんな事してない

七瀬 花

嘘つくのやめてよ

菜乃

うるっさい

菜乃

黙ってて

菜乃

助けて?

菜乃

おじぃちゃん

母方のおじいちゃん

助けるわけなかろう。

母方のおじいちゃん

孫でもない奴のことを助けるほど良い人ではないからな

菜乃

えぇ

お父さん

邪魔なんだよ!!!

お父さん

昔からお前なんて

七瀬 花

え、あ

七瀬 花

ごめっ

お父さん

ずっと邪魔して、今も

七瀬 花

あ、う

陽向 雫

それは違う

陽向 雫

邪魔なのはお前らの方だ!

お父さん

何ほざいてるか知らないけど、お前も邪魔

ドンッ

陽向 雫

うわっ

七瀬 花

雫っ

お父さん

はっ、無様だな

お父さん

帰るぞ、菜乃

菜乃

そ、そうね

菜乃

雫君なんて、不細工要らないわ

七瀬 花

…さいよ

菜乃

え?

七瀬 花

待ちなさいよ!!

七瀬 花

まず、雫に謝って!

七瀬 花

私だけに悪口を言えば良いのに、どうして雫の悪口も言うの!?

七瀬 花

関係無いのに!!

七瀬 花

いい加減気づきなさいよ!!

七瀬 花

子供じゃ無いんだから!

菜乃

な、何急に

菜乃

本気になってだ、ダサー

七瀬 花

分からないの?

七瀬 花

もう、貴方達の味方は居ないんだよ

七瀬 花

貴方達が一番邪魔なの

七瀬 花

雫に謝って私達に関わらないで!!!!

七瀬 花

最後の警告よ!警察呼ぶから!

菜乃

ご、ごめんなさい。雫君

お父さん

す、すまない

お父さん

さっさと行くぞっ

菜乃

う、うん

七瀬 花

だ、大丈夫?

七瀬 花

雫君っ

陽向 雫

大丈夫。ありがとう

SP

今から始末しましょうか?

同感です。

母方のおじいちゃん

賛成だ

おばあちゃん

私も

お母さん

そうね

七瀬 花

ちょ、ちょっとやめてよ

陽向 雫

同感だな

七瀬 花

雫!?

陽向 雫

ははっ

陽向 雫

嘘だよ

母方のおじいちゃん

はぁ、育ったのぉ

母方のおじいちゃん

家の孫も

おばあちゃん

そうだねぇ

お母さん

かっこよかったわ

陽向 雫

ありがとう

七瀬 花

へへっ

お母さん

なんだか寂しいわ

お母さん

そうだっ

お母さん

同棲したらどう?

七瀬 花

え?

母方のおじいちゃん

ほぉ

おばあちゃん

良いわねぇ

陽向 雫

花が良ければ

七瀬 花

別に良いけど…良いの?

陽向 雫

当たり前

おばあちゃん

ふふふ

おばあちゃん

結婚式場を買い占めなきゃ

母方のおじいちゃん

海外はどうじゃ?

お母さん

良いわねぇ

七瀬 花

は、早くない?

お母さん

さ、荷物まとめて

七瀬 花

も、もう?

お母さん

もう、手配してるに決まってるじゃない

七瀬 花

え、そ、そうなの?

お母さん

早くっ

七瀬 花

は、はぁい

七瀬 花

雫は?

陽向 雫

出来てる。

七瀬 花

はやっ

七瀬 花

いっそげぇ

まとめたよ

陽向 雫

じゃあ、行きますか。

七瀬 花

どこにあるの?

お母さん

海外よ

七瀬 花

え?

陽向 雫

そうなんですね。

七瀬 花

なんでそんな冷静なの?

七瀬 花

おじいちゃん、おばあちゃん。お母さんを止めてぇー

おばあちゃん

良いねぇ

母方のおじいちゃん

賛成だぞ

七瀬 花

もぉ

七瀬 花

同棲先は自分達で決めるっ

陽向 雫

どこでも良いけど

お母さん

そぉ?

お母さん

じゃあ、お小遣い必要ね

お母さん

はい。

母方のおじいちゃん

はい。

おばあちゃん

ほれ。

七瀬 花

おんも

七瀬 花

何円入ってるの?

お母さん

1000万

おばあちゃん

3000万

母方のおじいちゃん

安いのぉ

母方のおじいちゃん

5億

七瀬 花

多すぎるよ

陽向 雫

大丈夫。俺も十億くらい貰った。

七瀬 花

えぇ

七瀬 花

もぉ、

七瀬 花

行くよ!

七瀬 花

私、愛知に住んでみたかったから

七瀬 花

手配したの

お母さん

さすが

おばあちゃん

私の

母方のおじいちゃん

孫じゃ

七瀬 花

良いから、行くよ

七瀬 花

陽向 雫

うん

七瀬 花

お世話になりました。

陽向 雫

お世話になりました。

おばあちゃん

バイバイ

お母さん

たまにで良いから、帰ってきてね

母方のおじいちゃん

愛知じゃと、わしに会い放題じゃ

七瀬 花

行ってきまーす

ずっと、貴方が好きです。

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