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ちゃー!!!
次回で最終回とさせていただきます
寂しい?
イブラヒムと離れてすぐ、任期が始まった
俺の周りでは目まぐるしく人々が動いていた
でも、大切な人が側に居ない俺は そのまま、あの時のまま時が止まったみたいだった
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イブラヒムの方である現世はまだまだ発展途中で
連絡手段がまだ出来ていない
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未来のものを現世に持っていくことは危険だから 渋々渡すことができなかった
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仕事はしてる、嫌な女たちの相手もしてる
でも、それのご褒美がない
「お疲れ〜、頑張ったぢゃん」
そう言って寄り添ってくれたアイツがいない
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そこから500年くらいが経ったある日
プルルルッ
イブラヒムから電話がきた
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久々の声に涙が出そうだった
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その一言で心の底に溜まっていった疲労感や 孤独感がフッと消えて無くなっていく
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電話越しに沈黙が流れる
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それからも60年くらいの周期で禁忌が行われた
でも イブラヒムが言うから特に気にはしなかった
そして、俺の任期が完全に終わった
イブラヒムに、真っ先に連絡をすると
地図が送られてきた
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一様、怪しまれないように 普通の人間みたいに黒目黒髪に変装してきた
??
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声がした方向に体を向けると
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サラッとした赤髪をひとまとめにした 青年がいた
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急に青年は黙り込んだ
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とぼけた声を出した
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コイツ声でけぇな
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青年が不満そうに目を逸らした
すると
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急に青年の顔がぱあっと明るくなった
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急いで振り返ると
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道の奥で微笑みながら手を振っている 白髪の青年がいた
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あ、この見た目じゃわかんねーのか?
そう思って急いで目の色を元に戻す
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ゆっくりとこっちへと歩いてくる男、いや
葛葉は
ゆっくりと髪の毛の根本からじわじわと 白色へと変色していった
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俺の耳に確かに彼の声が響いた
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気づいたら一目散に葛葉の方へ走っていた
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葛葉が最後にあった時と変わらない笑顔で 手を広げてくれた
その腕の中に俺は飛び込んだ
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葛葉、葛葉だ
やっと、やっと帰ってきてくれた
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そう言って葛葉は優しく抱き返してくれた
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ここ1000年耐えてきたものが一気に崩壊する
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そう言って優しく背中をさすってくれる
手の温もりも大きさも全部がしっくりきて
ほんとに帰ってきたんだと頭も 理解し始めた
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背中にまわされていた手が今度は後頭部に置かれる
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葛葉は困ったように笑った
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そう言いながら頭を撫でてくれる
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そう言って葛葉は胸ポケットに手を入れる
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ポケットからはシンプルだけど 葛葉の瞳の色の宝石が嵌められた指輪が出てきた
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震える手で指輪を受け取る
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葛葉はくしゃっと困ったような でも 嬉しそうな顔で微笑んだ
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突拍子のないことをコイツはやはり 俺に言ってくる
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俺も、葛葉と一緒がいいな
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そう言って葛葉は俺の頬を優しくなぞったのだった
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完結しましたーーーー!!!!!
また暇な時更新するやも、?
ご愛読、本当にありがとうございましたっ
皆様のおかげで無事にスピンオフも 完結しました!!
ではぁ!!!
コメント
15件
ほんとに幸せな時間すぎました😿😿 大袈裟なんですけど更新を待つ為だけに生きてこれましたほんとにありがとうございました
最終回お疲れ様でした😭😭 妖からしたら1000年という月日は短いけどkzh達は会うまで長かったんだろうなぁ🥹 ハグしてんのでもう発狂✋✋(喜) 髪が短くてもどっちでも好きはもうメロですよね!! 指輪…‼️‼️ 結婚式は私にー任せろー kzh×ibという尊きものを初めてこの小説で知れました‼️ 本当に大感謝です🫶🫶🫶🫶 いつまでも続きを待ち望んでます🙌