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普通なのは俺だけ?!

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普通なのは俺だけ?!

3 - 第3話≫力が…ほしい

♥

300

2024年05月31日

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主にょん

前回の続きです!

主にょん

⚠BL

主にょん

それでは!

主にょん

いってらっしゃーい!

俺は今…

友達だと思っていたやつらに告白されました

謎です…

どうして俺のことが好きになったのか…

そしてなぜ俺は付き合ってしまったのか…

そんなことは置いといて…

俺は…

力が欲しい…

魔王っぽく聞こえますが…

俺の彼氏達は力を持っているんです

羨ましいんです

なので!

どうか神様!

俺に力をください!

俺だって強くなりたいんです!

あの頃みたいに、

もう誰も目の前で傷つけられないために!

〜回想シーン〜

捨て地((

ロナ

わ、わぁ…

ロナ

初めて来たよこんなところ

幼い秋

こ、こわいね

俺が力を持っていれば助けられたのかもしれない

ロナ

うぅ…

サーチライトが赤く

ロナ

え?!

ロナ

な、なに?!

ロナ

なんなの?!

ロナ

ロナ

逃げて!

幼い秋

え?

ロナ

いいから!

そう言って彼は走っていった

幼い秋

え、

俺の近くにあったはずのサーチライトはロナを追いかけていった

シュン!

風を切るような音を立てて暗黒竜がロナに突っ込んだ

ロナ

きゃ、

バーン!

ロナは吹っ飛んだ

ロナ

いだっ

幼い秋

ロナ!

その時近くで隠れていた人がロナに駆け寄った

医者

大丈夫ですか?!

医者

あぁ、これはひどい怪我だ

医者

すぐに運びます!

幼い秋

え?

俺は一瞬なにが起きているのか分からなかった

ロナ

あれからロナは目を覚ましていない

転生しようにもできない状態だというのだ

あの頃から俺は変わっていない

いや、変われないのか

いつかロナが目を覚ましたときにはこいつらを紹介しよう

ロナ、どんな顔するかな、

ねぇ

起きてよ

また遊ぼうよ

なんで、

なんでなんだよ

(あれから毎日あのときの夢を見る)

(もう手遅れだとはわかっているけど)

(俺に力があれば…)

くそ…

涙が溢れてくる

まだ現実を受け止めきれなくて

いつか、あなたは起きてくれるでしょうか

ずっと待ってるんです

だから、

あなたのことがどれだけ大事だったか…

あなたにはわかるでしょうか

あのときの後悔、罪悪感

全てが気持ち悪かったです

視線やら、今すぐ自分がなくなってしまったら、という妄想やら

嫌気がさして

頭の中が真っ白になって

何も考えられませんでした

考えたくありませんでした

また夢をみてしまった…

主にょん

ここで終わりですが

主にょん

夏冬春が出てこなくてすいません

主にょん

次はもうちょっと遅れるかもです

主にょん

ばいばい

普通なのは俺だけ?!

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