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推しのツアーが近づいていた

チケット代に交通費、宿泊代……、グッズも買いたいし

でもそうなると今のバイト代だけでは足りそうにない

何かいいバイトはないだろうか……そんなことを考えていると

愛菜

ん?

愛菜

これ、荷物を運ぶだけで、5万円!?

依頼主から荷物を受け取り、ある場所に届けるだけでそれだけもらえるらしい

これなら1日で足りない分を稼げる

……けど、これってもしかしたらヤバい仕事?

愛菜

でも、お金は欲しいし……

愛菜

よし!

愛菜

とりあえず、話だけでも聞いてみよう!

私は依頼主に電話をかけることにした

?

もしもし

愛菜

あ、もしもし!

愛菜

あのー

愛菜

荷物を運ぶだけで5万円って本当なんですか?

?

ええ。本当ですよ

?

ただ、運ぶ場所はちょっと特殊ですが……

愛菜

と、特殊?

?

ええ

?

まあ、詳しいことは直接お話しします

そして、依頼主と待ち合わせの場所と時間を決め、電話を切った

数時間後、指定された場所に来ると、そこには一台の車があった

これが依頼主の車かなと思って、運転席側の窓を覗き込むと

サングラスをかけた怪しげな男の姿があった

愛菜

(やっぱりヤバい仕事だった!?)

愛菜さんですね?

愛菜

あ、えっと、は、はい……

お待たせしました

さ、乗ってください

私は断れず、言われるがまま助手席に乗り込んだ

じゃ、行きましょうか

愛菜

は、はい

愛菜

それで、届ける荷物っていうのは?

中身は、知らなくていいですよ

なに、雑に扱わなければ、それでいいので

愛菜

あ、はい……

きっと中身はやばいものなんだろうな……

じゃないとそれだけで5万円ももらえるはずがない

愛菜

それで、届ける場所は?

もうすぐ着きます

そんなことを話しているうちに、車が止まった

ここです

そこは山奥で、道路はもっと奥まで続いていたが

木などが倒れて荒れており、それ以上は車で進めなさそうだった

この道をしばらく進むと建物があります

取引相手はその建物の中にいます

愛菜

わ、わかりました

私が降りると車が動き出し、すぐに見えなくなった

しばらくすると病院らしい建物が見えてきた

もちろん廃墟になっている

ここに届け先の人がいるはず……

建物の中に入ると、中は暗くてよく見えなかったが

人がいるような気配はなかった

愛菜

あのー、すいません

愛菜

荷物をお届けに来ました

私はそう呼びかけるが、反応はなかった

……帰ろうかな

でも、そしたらお給料でないよね……

そんなことを考えていたら

ここまでご苦労だったな

愛菜

え?

振り返ると、そこにはいつのまにか大柄の男が立っていた

他にも、ガラの悪い男が数人、私の取り囲むように立っていた

どうやら、今までどこかに隠れていたらしい

愛菜

あ、あの、お届けものです……

そういって私は鞄を差し出した

ああ、これはずいぶんかわいらしい届け物だ

男は明らかに

鞄ではなく、私の方を見ながらそう言った……

終り

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