誠司を拘束したまま放置し、出口を探し始めた。
志穂
(ふふ、『邪魔者』の誠司を排除できた)
志穂
(次はどの『邪魔者』を排除しようか…)
志穂
(さっきと同じ方法じゃ怪しまれるから)
志穂
(今度は違う方法がいいよね)
志穂
(ええと、クモの弱点は、っと…)
志穂はこっそりと資料を盗み見た。
『クモは宿主の脳に保存されている記憶にアクセスできる』
『ただし、比較的新しい記憶を取りだすことはできるが』
『古い記憶はできないようだ』
志穂
(これを利用して誰がクモか暴こう)
続きはVIPプランで読みましょう
10,000以上のストーリーが読み放題
VIP限定ストーリーが読める
広告表示なし
いつでもキャンセル可能。