/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
現在時刻、午前3時25分
莱夢（桜）
……よし
莱夢（桜）
探すか
夢
…（ずっと寝ないから見てたけど、）
夢
（何を探すんだろ）
夢
（てゆーか、マイキーの女にいきなりなるとかおかしいよね、）
夢
（絶対、マイキー脅したりしてるんだ、それか洗脳とかさ、）
夢
（絶対秘密暴いてやる！）
莱夢（桜）
……（いますねぇ、見られてますねぇね
莱夢（桜）
（ま、行くか）
莱夢（桜）
ｺﾂｺﾂｺﾂｺﾂｺﾂｺﾂ
夢
ｿｿｸｻｿｿｸｻ
ｶﾁｬｶﾁｬ
莱夢（桜）
……（多数の器具の音）
莱夢（桜）
（市販の薬でも無く、裏の薬にも無い薬物の匂い）
莱夢（桜）
（ここだ）
夢
？？（あそこって、研究室？）
夢
（まさか！梵天の情報を盗もうとしてる、他の組織の奴！？）
夢
（絶対そうだ！）
莱夢（桜）
ｶﾞﾁｬｯ
宮野しほ
……（誰？）
莱夢（桜）
ｶﾁｬﾘ《鍵を閉める
宮野しほ
…（何で鍵を、）
莱夢（桜）
久しぶり
宮野しほ
は？
莱夢（桜）
灰原哀、だっけ
宮野しほ
！！？
宮野しほ
何で、それを、、
莱夢（桜）
時間が無いんだ
莱夢（桜）
私に薬を作って
宮野しほ
は、？
宮野しほ
誰よ、何でそのこと知ってるの、？
莱夢（桜）
…安室莱夢
宮野しほ
！？
莱夢（桜）
もう分かるよね
宮野しほ
まさか、飲んだの、？
宮野しほ
私達と同じ薬を、
莱夢（桜）
……
宮野しほ
死んで無かったの、？
莱夢（桜）
目の前にいるんだから当たり前でしょ？
莱夢（桜）
それより頼むよ
莱夢（桜）
薬
宮野しほ
…（まさか、この子が生きていたなんて、）
宮野しほ
（でも何でここに、）
宮野しほ
薬ってどういうこと？
莱夢（桜）
…あの薬を飲んで
莱夢（桜）
意識が戻ってから
莱夢（桜）
私には副作用が出始めた
宮野しほ
副作用！？
莱夢（桜）
しほちゃん
莱夢（桜）
しほちゃんが黒の組織であの薬を作ってる時
莱夢（桜）
私はある実験の実験体として使われた
宮野しほ
実験？そんなの私には何も、
莱夢（桜）
ごく一部の奴にしか知れてなかったんだよ
莱夢（桜）
人を______にするための実験
宮野しほ
なっ！？
莱夢（桜）
だけど、この実験はあと少しの所で終わった
莱夢（桜）
私が黒の組織から抜け出したから
莱夢（桜）
そして、その後しほちゃんも黒の組織から抜け出した
宮野しほ
……確かに、それが本当ならあんたが死んでないのも、
莱夢（桜）
未完成だけどね
宮野しほ
……その実験が関係して副作用が生まれてるってことね
莱夢（桜）
さすがしほちゃん
莱夢（桜）
話が早い
宮野しほ
…どうして、ここに来たの
莱夢（桜）
私はねしほちゃん
莱夢（桜）
もう善心は捨てたんだよ
莱夢（桜）
あの日仲間と決別したように。
莱夢（桜）
だけど
莱夢（桜）
ここに来て目的が変わった
莱夢（桜）
私は梵天を潰す
宮野しほ
は？
莱夢（桜）
マイキーが梵天の首領だなんてね
莱夢（桜）
許せないよ。命張ってまで巻き込まないように頑張ったのにさ
莱夢（桜）
まんまと裏切られたんだね。私
宮野しほ
（違う、首領が梵天を作ったのは、、）
莱夢（桜）
これ以上マイキーを危険に晒したく無い
莱夢（桜）
だから、梵天を潰してマイキーに二度と裏社会と関係を持たないように、
宮野しほ
そのためには副作用を治す必要がある、
宮野しほ
そういうことで良いわね？
莱夢（桜）
うん
宮野しほ
…あなたが首領に普通に生きて欲しいと思うように
宮野しほ
私もあなたに普通に生きて欲しいと思ってるわ
莱夢（桜）
…ありがとう
莱夢（桜）
だけど、もう決めたんだよ
宮野しほ
…そう、
宮野しほ
分かった
宮野しほ
薬は作るわ
宮野しほ
だけど時間はかかる
宮野しほ
3日に一度
宮野しほ
検査するからここに来て
莱夢（桜）
分かった
夢
……（やっぱり、梵天を潰そうとしてるんだっ、！）
夢
（早く、みんなに知らせないと！）
↑梵天を潰す、というとこしか聞き取れていない
莱夢（桜）
（あ、いるの忘れてたわ）
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
