TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

____

教室に 透き通ったアルトの声が響く

……

教科書とチョークを 片手に持ち授業をする姿は

何処から見ても 「 教師 」

普段の様子からは 想像もつかないだろうな

____、

彼女の声は まるで子守唄だと思った

( ね む 、

それから 幾ら時間が経ったかは分からない

( バ シ ッ

ッ、!?

私の授業で居眠りとは

いい度胸してんな、悟?

もっと優しく起こせよ、

ドラマに出てくる ウザイ教師かよ

居眠りしてた奴を優しく起こしてくれる教師がいるとでも?

、いるだろ普通に

…いるな、

なんだコイツ

ふ っ( 笑

御前といると飽きないな( 笑

ッ、なっ

急に笑うなよ!

俺は飽きる!!

えー悲しー

せんせー泣いちゃうぞー

ッ〜〜/

うるせぇ、!!

勢い良く立ち上がり ドアへ向かう

ちょい待て

( グ イ ッ

あっさり止められた

居眠りしてたんだから

居残り、な?

へいへい

わかったから首根っこはなせ

おい

んふ、( 笑

しゃ、写真撮っていい?( 笑

はなせ!!!

そ、あってる

ちゃんと聞けば出来るんだから

最初から聞いとけ

…( チ ッ

舌打ちすんなー( 笑

『 違和感 』

あの日から センセイ 煙草の匂いがしない

それに どこか寂しげな目をしている

…なァ

ん?

煙草、吸わねぇの?

…あぁ

御前、煙草嫌いだろ?

煙草嫌いな奴の前で吸わねぇよ

それに、仁が禁煙しろって五月蝿いんだよなァ、

バカな女

、バーカ

俺、煙草嫌いなんて何時言ったよ

、はい?

だから、!

別に、吸えばいいじゃン…

彼女がどんな顔をしているのか 分からない

目線は目の前の彼女ではなく 横のドアに向いている

…( は っ ず

( グ シ ャ

うをっ、

、生意気

微かに 彼女の笑顔が歪んで見えたのは

間違いだろうか

お、い

( ガラ ッ

夜蛾

夜蛾

悟、任務だ

ぶ ッふっ( 笑

…は、?

今かよ!!

夜蛾

二日前に任務に向かった歌姫と冥冥が帰ってきていない

夜蛾

傑と硝子、二人とその場所に向かえ

夜蛾

内容は以上だ

( 笑

何時まで笑ってんだよ!!

いや、タイミングぴったしだなぁって( 笑

ッ、もう行くからな!!

ハイハイ

気をつけろよ〜

( チ ッ

能天気に手なんて振りやがって

心配して損した

夜蛾チャンどうしよ

愛する生徒に気をつかわせちゃったよ

あの日 あんなことを言ったセイだろうか

夜蛾

……

なんか反応頂戴?

夜蛾

蒼、御前も任務だ

え、面倒くさ

私昨日までで16連勤よ?

流石に疲れた

マジ社畜

呪術師はクソ

夜蛾

ハイハイ、行きますよ

どこの任務ですか?

席を立ち 夜蛾先生の隣に並ぶ

夜蛾

内容は____

任務の内容はシンプルで

北海道への任務だった

まァ、つまり 出張だ

あの後 悟達に連絡をとると

向こうは沖縄へ行く とのことだった

「 真反対じゃん 」

そう笑ってた

私が東京に帰ったのは

その連絡をした 二日後だった

"たった二日間"

"何時も通りの任務"

本当、馬鹿だよな

呪術師に

何時も通りの日常がくることが

当たり前な筈がないのに

『俺は、御前に成りたかった。』

『御前みたいなんて生半可なもんじゃなくて、』

『最強で秀才な御前に。』

『真の強さを持つ御前に、』

『成りたかった。』

何時かの馬鹿が吐いた言葉

私が真の強さを持っていたら

皆、救えたかな

…悟?

紅い水溜まりの上に 教え子はいた

首から胴体を呪具で 引き裂かれ

胸を刺され

右脚を何回も刺され

頭を刺された"後"の

オシエゴ 五条悟が そこにいた

なんだ、御前

此処の教師やってんのか?

男は問いかける まるで私を嘲笑うかのように

なんで、アンタが此処にいる

アンタって、

ひでえなァ

悟を刺したであろう呪具を 肩に巻き付く呪霊の中にしまう

もう昔みたいに

師匠って呼んでくれねぇのかよ

"アオ"

懐かしい呼び名

( ドッ

、!

呪力のない彼には 今のは分からなかったろう

伏黒甚爾

「 師匠 」

アンタを此方に引きづりこんでやる

甚爾

はっ、( 笑

甚爾

馬鹿言うな

甚爾

何方がタヒぬか、だろ?

生憎、恩人を✔せる程の精神は持ち合わせていないんでね

( ドクッ

タヒぬなよ悟

「ははっ、」

「変わってねぇな。」

「 奪ってやるよ。 」

「 御前からアオを。 」

「 最強を。 」

「 教え子を。 」

セカイ 「 この呪術界を。 」

「御前の大っ嫌いな春に。」

オレ 「 御前が大っ嫌いな春が。 」

「 全て。 」

「 呪ってやる。 」

𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝

煙 草 と 春 と キ ミ の セ イ

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

401

コメント

5

ユーザー

ん ん ん ん ! ! 伏 黒 甚 爾 , 春 , 師 匠 も う 最 高 の 展 開 じ ゃ な い で す か … ! ! 蒼 先 生 と い る 五 条 猫 み た い w み か ち 流 石 す ぎ よ も う ホ ン ト 好 き ‪🫶🏻 続 き は い く ら で も 待 つ よ 〜 ん ! ! 受 検 頑 張 っ て ね ! !

ユーザー

久しぶりの投稿。 待たせてしまって申し訳ない😭 後二話で完結だってよ( 🙄 次はまぁ、うん。 多分長い、と思う。 これが終わった頃に受検が終わってるのが理想( 😎

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚