場地さんに彼女ができちゃった!? 【完結】

𝑠𝑡𝑎𝑟𝑡

　そういえば授業ふけて屋上で寝てたんだった…

俺そんな寝てたの?!

　俺は頬を膨らませ口を尖らせながら言った

木村は少し顔を赤くしながら言った

俺と木村はスクールバッグを持って靴を履き替え門まで向かった

俺は門で木村が見えなくなるまで見送った

急に声をかけられて驚いてしまった

俺は急に汗が出てきた

俺はこの声をよく知っている

ゆっくりと振り返るとそこには鬼の形相をした場地さんがいた

あれは絶対怒ってる

タッタッタッ

俺は勢いよく今までにないくらい本気で走った

タッタッタッ

　タッタッ((ドンッ

俺は気づかなくて曲がり角て人にぶつかってしまった

急な衝撃で尻もちをついてしまった

曲がり角でぶつかってしまったのはタケミッチだった

タケミッチが俺の顔を覗き込んでくる

無理矢理タケミッチに匿ってもらった

タッタッタッ

さっき事情は話すとは言ったけど いざ話そうとすると 急に言葉が出てこなくなる

俺はタケミッチと一緒にタケミッチの家へ向かった

タケミッチが頬を膨らませて怒っていた

タケミッチがオレンジジュースが入ったグラスを俺の前に置いた

俺はタケミッチに事情を話した

タケミッチの言う事が俺にもう一度チャンスをくれてるみたいで

せっかく諦めようとしてたのに 諦められなくなっちゃったじゃん

タケミッチは小さく微笑んだ

やっぱりタケミッチは俺に勇気をくれる

俺はタケミッチの家に泊まらせてもらうことにした

続く