※百合
※ヤンデレ要素多め
りこ
重苦しい緊迫した雰囲気が流れる中、私は意を決して言葉を振り絞る
りこ
りこ
さら
さらさんは黙っていたが眼は怒っていた
さき
さきには珍しい消えるような声だった
さら
さき
気まずそうに目線を下に向けながらさきは話した
りこ
りこ
私は警察沙汰じゃなくて良かったと安心した
でもそれは一瞬のことだった
さら
りこ
さら
さき
さら
日常で聞くことがない物騒な会話に戸惑い、言葉が出てこなかった
りこ
さら
さき
りこ
りこ
さら
さらさんは全く動じず、さきに詰め寄る
さきは少し躊躇っていたが、やがて口を開いた
さき
さら
りこ
さら
りこ
話の展開がよく分からない
それはさらさんも同じのようだ
さら
何故そうなったのか理解できず、かなり戸惑った
りこも同じような顔をしている
さき
さき
さきの眼がまた涙目になっていた
さら
りこ
りこも気づいたのか必死にフォローしだすが、下手すぎてむしろ逆効果だった
さき
さき
りこ
言い争いになり、さきもいつ泣いてもおかしくない
さら
さら
精一杯フォローしたつもりだった
さき
さき
さき
でもどうやらお気に召さなかったようだ
りこ
そういうとさきは何処かに行ってしまった
さらさんはソファーで横になり、天井を死んだ魚のような眼で見つめていた
さら
私は、元々嫌われてたでしょという言葉を飲み込んだ
りこ
さら
さらさんは先程とは全く違う元気のない声で答えた
りこ
正直、チャンスだと思った
さきの本性を知る良い機会だ
さら
りこ
さら
さら
さらさんは昔を懐かしむように少し笑った
コメント
1件
わぁ好き。