信じてよ、

握っていた恋論の手を離し

そう呟いた

記憶が戻った時

彼は"その状態"を受け入れられるかな

ﾋﾟｯ…ﾋﾟｯ…ﾋﾟｯ

心拍音が鳴り響く病室

彼はまだ目覚めない

手…指先が動いた

彼は首を縦に振った。 避ける…？ どうしてそんな、

声が

出ない...

僕は理解するのに時間がかかった

あー

僕死ねなかったって事か～…w

ようやく死ねると思ったのに

てか

なんで琉透君はそんなに優しいのか

、、、

まぁ…どーでもいっか、

色々あり 治り 退院 (え？早いって？ 許してくれｯ☆←)

～退院する事になり琉透君と一緒に病室を出た～

そう言い恋論は引き返した

んー…

ボイメでも残すか！

メンバーに向けて、、

(録音中)

～屋上～

僕なんで今更泣いてるんだろ、

もう後戻り出来ないのに

これで死ねるかな

今度こそ…

…はぁ～…

なんか疲れちゃった

wwww

、、、ごめんなさい

見せられた部屋は

真っ白で

その中に恋論が居た

｢また会えた…！｣

そんな訳もなく

彼の顔には白い布が被せられていた

彼は向こう側に行ってしまった。

信じられない

先刻まで一緒に居た彼が

旅立つなんて

俺、最後まで恋論に何したっけ…

傷付けてしかないな

…ごめんなさい…

戻ってきてよ、

お、俺

リーダーなのに、

社長なのに、

恋論に酷い事して終わった

まだ謝れてもない

ごめん…ｯ…！ ごめん！！…

俺

まだお前にやってあげたい事

やらせてやりたい事まだ残ってる

謝ってすらない

恋論…！ ごめんなぁ…！！ 戻ってこいよ…、

俺

恋論の事きっと

1番

傷付けてた

1番苦しませてた

俺のせいだ

ごめん…

戻ってこい…！

また一緒にゲームしよ、！

また…

"すとぷり"として一緒に活動しよう…！

彼が目を覚ますことは無く

彼が居なくなった事で

すとぷりは段々崩壊していった＿

1人でも欠けたらダメなんだ

6人で…6色で《すとぷり》なんだ