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命よりも大切な
妻と仲間がいた
仲間...ではなかった
"友達"
が1番自分たちにあっているだろう
そして何より大切なのが妻
俺が国に仕えるものであるのに
いつこの世から消えるのかも 分からないのに
俺の手を取ってくれた大事な人
俺を一途に愛してくれた人
貴方だけは 必ず守り抜く
でももうそれは叶わないと知る
自分が眠っている場所に
いつもの姿とは程遠い貴方が
入ってきたから
俺は、俺たちは
______を
送りたかっただけなのに
彼を鋭い刃が貫通する
ごめんね" "さん、みんな
そうポツリと呟いて
声は聞こえなくなった
厳しくも優しい総統
機械能力に秀でた後輩
兄弟のような同僚
みんな大好き
一緒にいると楽しくて面白くて
居心地が良くて
何をするにも一緒だった
だからこそ
ここは絶対通さない
大事だから大切だから
これで全てを失ったとしても
この命尽きるまで足掻き続ける
例えここで俺が消えても
お前らが生きてるならそれでいい
みんなが笑顔で居てくれたらいい
でももし...もし叶うのなら
その中に俺も入りたい
そしてみんなで
_______を
送るんだ
彼は足掻き続けやがて尽きた
何処を刺されても殴られても
守るもののために
大好きなもののために抗い続けた
彼の頭には
最後まで
微笑む彼らがいた
自分を支えてくれる心優しい兵士達
いつも隣にいてくれる幹部であり友達
みんなみんな優しい人達だ
だから俺は
俺の前では誰も 死なせたくない
だから自分で
そこに立つことによって
全てが収まる
でも1つ心残りなのは
君を1人置いていってしまうこと
4人の中で1番心が繊細な子
きっと心が壊れてしまうだろう
最後に伝えられなかった
ごめんねって
俺は4人で居られればそれだけで
______を
送ることが出来たらそれだけで
良かったのになぁ
彼は首を落とされた
妙な噂を立てられ決定的証拠が見つかり
その後処刑台に上げられた
それも全て敵国の企みであった
だが彼は民を恨んだりはしなかった
誰よりも民を 大切に思っていたと言えるだろう
民には、裏切られてしまったが
ずっと考えていた
どうして自分の周りからは
人が離れていくのだろうかと
その日も考えていた
急に扉が開いたと思ったら
珍しく焦った3人がいて
3人のうち1人...総統から聞いたのは
急な敵襲の連絡だった
その後は考える時間もなくて
全員が生き延びることが出来る
プログラムを考えた
戦力である2人は
やはり前線に出なければならなかった
行ってらっしゃいと精一杯伝え
彼らを見送った
総統と自分は祈ることしか出来なかった
結果勝利を掴むことが出来た
もう少しで彼らも帰ってくるだろうと
足取りが軽くなっていた時
勢いよく扉が開いて
そこに居たのは酷く震えている総統で
容易に想像することが出来た
その口から出たのは
2人の"死"だった
僕らは崩れ落ちた
妙な噂が流れて数週間
噂だけで終わると思っていた
自分は2人の死があまりにも辛くて
部屋に籠っていた
総統は毎日扉の外から声を掛けてくれた
でもその日は違った
いつもの時間になっても 彼の声は聞こえなかった
窓の外から声が聞こえる
ふと外を見ると
目に入ったのは処刑台だった
怖くなった
気がつけば扉を開け走り出していた
目の前に広がるのは
自分が1番想像したくない光景で
やはり立たされていたのは
最後の希望の光であり友達の
"総統"だった
立たされているのにも関わらず
彼は誰かを探していた
これから自分の身に何が起こるのか まるで分かっていないように
諦めたのか彼は優しく
"ごめんね"
と困った様に笑った
口だけ動かして声にしていないから
誰にも聞こえてないだろうが
自分の耳にはきちんと総統の声で届いた
それは自分に当てられた言葉だと
確信を持って言えた
そして瞬きをすれば
光は消えていた
自分が1人で生きるなんて無理な事だった
みんながいなきゃ僕じゃない
僕が命を絶ったら
転生...なんて出来ないかな
転生したら僕の隣にはずっとみんながいて
名前を呼んでくれるんだ
でもそんなのは欲張りだから
だから、もし転生するのならみんな"が"
_______を
送れますように
これだけは神様
叶えてください
海斗
海斗
僕は天乃 海斗(あまの かいと)
あ、今世の名前はだけどね。
そう今世と言うには理由がある
簡単に言うと僕は
前世の記憶を 持っている
海斗
海斗
海斗
海斗
來依斗
海斗
來依斗
來依斗
來依斗
海斗
こいつは青井 來依斗(あおい らいと)
中学の時友達になったやつだ
圧倒的陽キャに近い人間
案外話す内容は俺みたいに ゲームの話だったりする
一緒にいて落ち着く
まぁ
3人には
叶わないけどな
來依斗
來依斗
海斗
來依斗
海斗
來依斗
海斗
來依斗
來依斗
海斗
來依斗
海斗
來依斗
海斗
來依斗
海斗
來依斗
海斗
お願いだ!陸上部に!
やっぱサッカー部だろ!
いやいやそこは___
來依斗
來依斗
海斗
海斗
來依斗
來依斗
海斗
海斗
海斗
來依斗
來依斗
そういえばアイツも運動得意だったな
葉汰
葉汰
タッタッ
秀華
秀華
秀華
紫神さーん?
秀華
秀華
🎼.•*¨*•.•*¨*•.¸¸🎶🎼.•*¨*•.•*¨*•.¸¸
秀華
秀華
秀華
•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
秀華
乃空
海斗
來依斗
乃空
乃空
乃空〜次の演奏行くぞ〜
乃空
そうして彼らは違う形でまた集結する
そう前世の4人は信じている
今世ではきっと叶えることができるから
_____を送ろう
また巡り会う 奇跡を信じて
𝕕𝕒𝕥𝕒❥❥❥
彼らの部屋の鍵は
取っ手、鍵穴に差し込む部分も
特殊な形をしていた
取っ手は我が国の紋章の4分の1
穴に差し込む部分はそれぞれの好きな形
鍵の差し込み部分から 半分に折れるようになっており
4分の1の平らな部分を上手く合わせれば
我が国の紋章が出来上がる
紋章には彼らが目指す 2文字が書いてあった
その2文字を目指して
彼らは生涯奮闘した
Sorara*
Sorara*
Sorara*
Sorara*
Sorara*
Sorara*
Sorara*
Sorara*
Sorara*
Sorara*