つらい

Vtuber、それは僕がしたくて始めたもの、

なのに、

なのに、、

何でやっていてこんなに苦しいのだろう

僕はVtuber。

周りに恵まれ、高校生でもVtuberという憧れの道に進めている。

リスナーもそれなりにいて、幸せ

...幸せ、なんだ、、

僕は一人になると、悪いことしか考えられなくなって涙が止まらなくなる。

とめどなく溢れる涙を止めようと必死に手で押さえる。

自分は大丈夫だと、

自分は幸せなんだと

自分自身に言い聞かせる。

明日も配信、

明後日も、

その次も、

いや、でもガクくんとか、ろふまおのメンバーとか、心配するかな？

それでも心配させるわけにはいかないと僕は立ち上がり、ベッドに倒れ込んだ。

明日は配信もあるし、ろふまおの撮影もあるんだっけ

そうだ、明日朝早く起きないと、、

...明日もこの一人ぼっちな家で一人、、

寂しい

暗い

怖い

いやだ

また、

まただ、

誰か

誰か、

助けて

僕はぐるぐると回る視界を手放し、眠りについた。