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殺し屋学園、ブルーロック

第2話 - 手紙

1,331

2024年03月27日

#腐ルーロック

#潔愛され

#殺し屋

梨留

２話目です

梨留

沢山の♡ありがとうございます！

梨留

こんなに早く投稿出来るとは自分でも思っていませんでした

梨留

前回出てこなかった人物の紹介だけ

帝襟　アンリ

帝襟　アンリ
・絵心のサポート役兼ブルーロックの監視役
・殺しは苦手だが、情報収集は得意
・絵心に振り回される

梨留

苦手な方はＵターンお願いします

それではスタート！

午前５時

潔　世一

「ふわぁ〜〜。よく寝たぁ」

潔　世一

（そう言えば、絵心が今日だって言ってたっけ）

潔　世一

（置いてかれないように学校の勉強やっとこ）

２時間後　午前７時

潔　伊世（母）

「よっちゃん起きてる〜？朝ごはんよ〜」

潔　世一

「はぁ〜い。今行くね！」

タッタッタッ

潔　一生（父）

「おはよう世一」

潔　世一

「おはよ〜父さん、母さん」

潔　伊世（母）

「ええ、おはよう」

潔　伊世（母）

コトッ

伊世が食卓に料理を並べる

潔　世一

「わあ、美味しそう！」

潔　一生（父）

「そうだな」

「「「いただきます！」」」

潔　一生（父）

「やっぱり伊世の料理は美味しいな」

潔　世一

「うん！美味しい」

潔　伊世（母）

「そうかしら？嬉しいわ」

「「「ご馳走様でした」」」

潔　伊世（母）

「よっちゃんはいつ絵心さんの家に行くの？」

潔　世一

「うーんとねぇ、９時くらいだと思うよ」

潔　世一

「それまでは部屋で勉強してるよ」

潔　一生（父）

「そうか。絵心にはよろしく伝えといてくれ」

潔　一生（父）

「父さんはもう行くな」

父さんは殺し屋を辞めてから情報屋として活動している

潔　一生（父）

「行ってきます」

「「行ってらっしゃい」」

ガチャ

潔　世一

「俺も部屋戻るね」

潔　伊世（母）

「ええ。時間になったら声掛けるわね」

ガチャ

部屋の扉を開いて中に入る

潔　世一

（次のテストの範囲までやっちゃお）

潔　世一

「範囲は何処だろ？」

教科書をペラペラと捲りわからない所を探すが一向に見当たらない

潔　世一

（あ、なんか面倒くさくなってきたかも）

潔　世一

「教科書全部やろ」

１０分後

潔　世一

「全部知ってるわ……」

仕事の都合で授業を受けられない時や補習が出来ない時が多い世一は勉強出来る時にやり過ぎてしまい、高校２年生の分は終わっていた

潔　世一

「……あっ、そうだ」

ぽそりと呟いて部屋にあるパソコンと自分のスマホを立ち上げる

潔　世一

（ブルーロックの事調べよ）

潔　世一

（絵心の思惑はなんだろな）

カタカタカタカタッ

ひたすらキーボードをスピードよく叩く音が響く

潔　伊世（母）

「よっちゃ〜ん！もうすぐ時間よ〜」

その言葉に時計を見ると後５分で９時になる時間だった

潔　世一

「やばっ。もうこんな時間か。気付かなかった」

タッタッタッ

階段を降りてリビングを通る

潔　世一

「じゃあ、行ってくるね」

潔　伊世（母）

「行ってらっしゃ〜い」

ガチャ

潔　世一

「ええっと……確かこっち」

潔　世一

（この駅使った事ないけど大丈夫かなぁ）

潔　世一

（うわ、人少なっ）

電車の中はガランガランだった

潔　世一

（俺以外にはご老人だけか）

潔　世一

（どんな場所に住んでるんだよ……）

電車に揺られながら絵心の事を心の中で愚痴る

【次は〇〇駅です】

潔　世一

（お、ここか）

電車から降り、絵心の家に向かう

潔　世一

（田舎って感じ）

潔　世一

（都会にも家あるのに何で此処に住んでるんだよ）

潔　世一

「もう良いや。考えるのやめよ」

ピーンポーン、ピーンポーン

絵心　甚八

「はーい。何だお前か」

潔　世一

「何だって…わざわざ出向いてやったんですよ」

潔　世一

「本当に疲れたぁ〜」

絵心　甚八

「取り敢えず上がれば」

潔　世一

「言われなくたって上がりますよ」

潔　世一

「失礼しまぁ〜す」

絵心　甚八

「失礼するような態度じゃないだろ」

潔　世一

「何この部屋……寂し」

絵心　甚八

「すっごく失礼だね」

その部屋には机と椅子しかなかった

？？

「あれ？その人は？」

絵心　甚八

「あ、言ってなかった」

潔　世一

（絵心の知り合い？だったらあっちの名前が良いかな）

潔　世一

「こんにちは。はじめです」

絵心　甚八

「おい」

？？

「えっ？はじめ？殺し屋の“はじめ”ですか！？」

潔　世一

「？はい。そうですけど」

絵心　甚八

「あのなぁ、お前が思ってる以上に“はじめ”は有名なんだぞ。軽々しく口にするな」

潔　世一

「へぇ〜有名なんだ？」

帝襟　アンリ

「はい！あ、私は帝襟アンリです。よろしくお願いします」

潔　世一

「よろしくお願いします。あ、呼ぶ時は潔世一でお願いします」

絵心　甚八

「はい、これお前の招待状」

何処から取ってきたのか白い封筒を手渡してきた

潔　世一様高校生特別招集のお知らせです ────────── ─────────

潔　世一

「暗号、ね。これなら他の人が見てもわからない」

絵心　甚八

「わかる奴にはわかる。わからない奴は所詮その程度だ」

潔　世一

「殺し屋のみの学園を創立します。興味のある殺し屋さんは来て下さい、ね」

潔　世一

「めっちゃ煽ってくるじゃんか」

潔　世一

「何？そんなに俺と殺し合いたい？」

絵心　甚八

「誰も殺し合いたいなんて言ってないだろ。暗号がわかる奴への挑発だ」

潔　世一

「わかってるよ〜」

絵心　甚八

「お前、俺が頷いたら殺すつもりだっただろ」

潔　世一

「最近腕が鈍ってるんだよね。だから感覚を取り戻したいなぁって」

帝襟　アンリ

コト

帝襟　アンリ

「これお茶です」

俺達が話しているとアンリさんがお茶を持ってきてくれた

潔　世一

「ありがとうございます」

絵心　甚八

「ありがと」

潔　世一

「絵心に聞きたい事があったんだけど良い？」

絵心　甚八

「お前が質問なんて珍しいな。なんだ？」

潔　世一

「ブルーロックの施設に入った後で仕事取る時って譲り合いしなきゃなの？」

絵心　甚八

「いつ調べたんだよ」

潔　世一

「今日の朝ね。暇だったからさぁ」

絵心　甚八

「何処らへんまで知ってる？」

潔　世一

「施設の住所、招集した人数、それぞれの本名と活動名、実績とこの世界での評価、くらいかな」

絵心　甚八

「ちなみに何時間で？」

潔　世一

「ん〜。２時間ちょい？」

絵心　甚八

「あ、そう。最初からお前に頼めば良かった」

潔　世一

「で、どうなの？」

絵心　甚八

「別に譲り合わなくて良いよ。協力する形で受けるのも結構だし、競う形で受けるのもあり」

潔　世一

「おっけー。じゃあ、そろそろ帰るな」

絵心　甚八

「あ、一生と伊世にもこれ渡しといて」

潔　世一

「了解」

玄関で靴を履く

潔　世一

「あ、殺し屋としての名前“よい”にするから間違えないでね」

絵心　甚八

「気遣いとか出来たんだな」

潔　世一

「一言余計」

潔　世一

「お邪魔しました〜」

絵心　甚八

「お邪魔されました」

ガチャ

（略）

ガチャ

潔　世一

「母さん、ただいま」

潔　伊世（母）

「お帰りなさい。よっちゃん」

潔　世一

「絵心からこれ預かったんだ。母さんと父さんにって言ってた」

潔　伊世（母）

「まあそうなの？確認するわね」

手紙の封を開きふむふむと読み始める

潔　伊世（母）

「なるほどね〜」

潔　世一

「どんな事が書いてあるの？」

潔　伊世（母）

「ふふ。内緒よ」

潔　伊世（母）

（そうと決まれば一生さんにも連絡しなくちゃ♪）

潔　世一

？

潔　世一

（急に上機嫌になってどうしたんだろ）

潔　世一

（ま、いっか。いつもの事だし）

梨留

今回はここまでです

梨留

前回よりは長くなってしまいました

梨留

ここまで見て下さってありがとうございます！

殺し屋学園、ブルーロック

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梨留

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