テラーノベル
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ああもう終わりだ。
僕はこの緑色のエルフに
むしゃむしゃ
食べられちゃうんだ。
そして
あのスライム、
めっちゃ美味しかったな〜
なんて言われて
食べられちゃうんだ。
いやっ!
よく考えろ僕、
そんなことはありえないはず!
だって僕の体は
腐った汚物で
構成されているんだから!!
たとえ、
食べられてしまったとしても
ただでは済ませない!!
腹を壊してしまえ!
食中毒になってしんじゃえ!!
いや、
でもやっぱり食べられたくない!
すきを見て逃げてやる!!
僕は
緑のエルフの腕が緩まるのを
今か今かと待っていた。
やがて、
ふわふわなベットが
置いてある部屋に入ると
バタンとドアを閉められた。
なかなかに重そうな扉だ。
少なくとも今の僕には
とても動かせそうにない。
くそっ
なんとしても僕を
逃さないつもりかっ!
僕が逃げることを
諦めかけたとき、
緑のエルフがこちらを
ゴミを見るかのような目で
見つめてきた。
?!
こ、これは!
食べられずに済むかもしれない。
そうでしょう
僕は不味いよ臭いよ〜。
食べたらお腹壊すよ〜。
やめといたほうがっ
転生ハイエルフ(ライムライラック)
転生ハイエルフ(ライムライラック)
と緑のエルフが突然叫びだした。
・・・・・・・いや、
さっき絶対そんなこと
思って無かったよね?
ゴミを見るかのような目で
僕のこと見てたよね?
何?
怖いよコイツ。
僕は
緑のエルフが
突然叫びだしたことにも
その叫んだ内容にも引いた。
何かを夢中で食べていた
赤いエルフも引いていた。
うん、
やっぱりこの緑色のエルフ、
ヤバイやつだよね?
コメント
1件
第15話、読みました!主人公の「食中毒にしてやる!」って逆ギレ、めっちゃ笑っちゃいました。でも「食べられたくない」って必死で、現実逃避しながらも逃げるチャンスを窺ってる感じが伝わってきて、応援したくなりましたね。緑のエルフのゴミを見るような目からの急な叫び、ギャップが怖すぎて笑いました(笑)。相変わらず予測不能で楽しいです!