司
咲希…
咲希
お兄ちゃん…
司
ん?どうした?
咲希
何かあったら、
私に相談してね…?
私に相談してね…?
咲希
私は、絶対…お兄ちゃんの味方だから
司
…、ありがとうな、咲希
あぁ、ほんとうにいい妹だな
俺にはとても
もったいない
俺は……
咲希に、みんなに…話せるのだろうか…
俺なんかがっ…、みんなの、となりにっ
たっていて、いいのだろうかっ…
ぎり
ふっ
司
すまないな、咲希
咲希
…?
司
今日はもう寝てしまってもいいだろうか
咲希
、いいけど…
咲希
疲れたの?
司
あぁ、少し、な…休みたいんだ
咲希
…わかった。
咲希
何かあったら言ってね!
司
あぁ、助かる
パタン
司
…
ぼふっ
司
もぉ、、やめてしまおうか
司
俺は……俺には、向いていない
司
だれかを笑わせるなんて
俺にはできっこない
俺にはできっこない
司
…
司
どうして…、
司
おれは、
司
スターになりたいんだろうか…
がらがら
司
…
いつぶりの学校だろうか
教室に入る前に感じた
嫌な視線
目立つ、へん、久しぶり
不登校えぐい
…
暁山はいつも、こんな感じなのか…
あぁ、苦しいだろうな
司
…
類
司、くん
司
類…か
類
うん
司
悪いな、類
司
もう今日からはSHOWにも
出れなさそうだ
出れなさそうだ
司
学校にもまともに来れる回数は
減るだろうし…
減るだろうし…
類
…
司
寧々達に言っといてくれないか?
類
…わかったよ
そうだ
これでいい
これでいいんだ
誰にも知られぬよう
こうやって距離をとって
最後には消えよう
これで、いい
そうすれば、誰も、傷つけないで済む
司
あぁ、…それでいい
類
…司くん……
類
今日から司くんはあまり練習に来ないそうだ
寧々
…え?
えむ
……、
寧々
なんで、
類
残念ながらぼくには分からない
えむ
そっ、か…
えむ
司くん……そっかぁ………
寧々
えむっ…!
寧々
あのバカっ…!!
類
寧々、怒らないで
類
きっと司くんにも事情があるんだよ
寧々
でも!
えむ
寧々ちゃん!私は、大丈夫だからっ!
寧々
えむ…
えむ
ね、ほら!練習しよっ…!
類
…あぁ、そうだね
えむ
(司くん…ぜったい、私が何とかするから!)
類
(僕たちはまだ君の心には触れられないのかい)
寧々
(私は…どうすればいいの)
ちっちっちっちっ
司
…
俺は、どうするべきだろうか
本当にこのままでいいのか?
俺がスターになりたいのは…
子供
お兄ちゃん!
司
む?どうした!
子供
お兄ちゃんたちのshow面白かった!!
司
!そうか!
子供
うん!僕もいつかお兄ちゃん達みたいになりたい!
司
そうか!頑張れよ!
子供
うん!また見に来るね!
司
あぁ、ありがとな
子供
えへへ!どーいたしまして!
でも……
今の俺が誰かを笑顔にさせるなんて、出来ない
でも、もしまだ可能性があるなら
もう少し、もう少しだけ努力してみても
いいのだろうか






