そして私達は厨房に行った、
主人
さぁ、作れ!
ミナ
畏まりました
ゆうこ
はい!
私は昨日のチャーハンのように精一杯気持ちを込めて作りました!
それから、10分後
ミナ
ご主人様!できました!
ゆうこ
わ、私もです!
主人
おーできたか!
ミナ
お召し上がりください!
ゆうこ
どうぞ!
主人
おーどれどれ?
っと言ってご主人様は、私の作ったチャーハンを口に入れました!
主人
うむ!うまいぞ!まるで昨日のチャーハンのようだ!
ミナ
お口にあってよかったです!
ゆうこ
では、私のを
主人
うむ!
そして、ゆうこの作ったチャーハンを口に入れると…
主人
うっ!
主人
まずい!お前!わしを殺す気か?
ゆうこ
えっ?
ミナ
殺す?
主人
まずずぎた!
主人
うっ!
主人
気持ち悪い!
ミナ
大丈夫でしょうか?
王子様
お父さん!
ゆうこ
そ、そんな!
ゆうこ
ご主人様!きっと、きっと、ミナが何か入れたんですよ!
主人
いいや違う!
主人
嘘ついてんのはお前だ!
ゆうこ
えっ?えー?
ミナ
ゆうこ!
ミナ
もう嘘はいいから!
ミナ
早くご主人様に謝りな!
ゆうこ
は?え?
ゆうこ
私は何もしてないのに?
そしてゆうこは嘘泣きをしました!
すると、
主人
泣きたいのはこっちだ馬鹿野郎!
ゆうこ
ご、ごめんなさい!
ミナ
もう嘘はやめて!
王子様
ゆうこさん!反省してください!
ゆうこ
王子様!私は、私は…
主人
お前は!地下に行け!
あまりにもまずかったらしい…
ミナ
良かった…これで私はいつものように働ける!
王子様
良かったですね!
ミナ
ありがとうございます!
ミナ
もう、なんと感謝すればいいのか?
王子様
感謝なんてとんでもない!
王子様
私はミナさんを大切に思ってるだけですよ!
ミナ
え?
ミナ
いま、なんて?
王子様
何でもありません!
私のことを大切に?思ってる?
私は心臓がバクバクした!
その一言で、私は王子様に恋した…
頬を赤くして仕事に戻った!