雪菜
うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!
雪菜
な、なんで!
ミミ
おねぇさんのなみだをたどってきたのぉ!
雪菜
え?…
そうだった。私はここに来るまでずっと泣いてて、、、、私の涙が道に落ちていって、、道しるべになってた?
ダッ!
ミミ
あら!いっちゃった!
雪菜
こわい!こわい!こわい!こわい!こわい!こわい!
雪菜
なんで私なのぉ!違う人でも良かったじゃない!なんで!なんで!いやだぁぁぁぁぁぁぁ!
ミミ
アハハッ!もうミミ、お姉さんとおなじのはやさになったよ!
雪菜
ぁぁあ!
そっか…この1時間が終われば、私は、、、生きれるんだ!
ミミ
ミミ!楽しい!おねぇさんと同じ速さで鬼ごっこが出来るんだもん!
雪菜
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
雪菜
速い!速い!
ミミ
アハハ!
もう無理!!
どれだけ本気を出してもミミは、私の真後ろで笑っている。
しかもミミには体力がない! こんなの!私が不利じゃない! 終わる!死ぬ!殺される!いや!!
?
雪菜!!
雪菜
え?誰の声?
?
雪菜!!
目を覚まして!
目を覚まして!
雪菜
誰の、、、、声だ?、、、、、、
ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ
時間です!
雪菜
ぁぁあ、、時間だ、私、逃げ、、きれた…
?
雪菜!
雪菜
ん、、?
律
雪菜!
雪菜
あ、、、律?…
あ、あの時の、、、声、律だったのね…………
律
良かった!良かった!もうだめだと思ったよ!1日、目を覚まさなかったんだから!
律
ごめんね、わたし!雪菜が薬アレルギーのこと、すっかり忘れてて、わたし!わたし!オレンジジュースに眠り薬入れて!それで!
雪菜
もう、、いいよ?許すよ。でも、なんで眠り薬なんか?
律
雪菜、昨日誕生日だったでしょ?そのサプライズパーティーをしようとおもってたの。
雪菜
あぁ。そうだったの。?嬉しい、ありがとう。
律
ううん、、ごめんね。
私と律は、しばらく泣いていた。
雪菜
わたしね、、夢見てたの。
律
夢?
雪菜
うん、、ミミって言う女の子と鬼ごっこする夢
律
へー、、
私は夢の中であったことをすべて話した。
律
ねぇ、それってミミナナ様じゃない?
雪菜
え?なにそれ、
律
ここら辺の地域の都市伝説だよ。ミミナナ様、
死にそうなときに見る夢でさ、夢の中では幼稚園児のミミか、ナナが出てきて、一緒に鬼ごっこをするの。その子に捕まっちゃったら。しんで、1日逃げられたら助かるって言う。、、、
死にそうなときに見る夢でさ、夢の中では幼稚園児のミミか、ナナが出てきて、一緒に鬼ごっこをするの。その子に捕まっちゃったら。しんで、1日逃げられたら助かるって言う。、、、
雪菜
そんな都市伝説あったんだ、
ていうかその内容、、私が見た夢と全く同じ、、、
ていうかその内容、、私が見た夢と全く同じ、、、
律
じゃあやっぱりその夢を見たんだよ!
本当だったんだ!その都市伝説!
本当だったんだ!その都市伝説!
雪菜
うん、、、でも、怖かったなぁ。
律
だろうね、、ゆうれいだもの、
あれ?ねぇ雪菜、何持ってるの?
あれ?ねぇ雪菜、何持ってるの?
雪菜
え?
私の、手には、紙切れが一枚握ってあった。
律
なんて書いてあるの?
雪菜
えーと、
ペラペラと紙を開く。
雪菜
え、…
律
え、……
また、、、あそぼうね
完