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青黄まみれ

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青黄まみれ

6 - 無題

♥

858

2022年02月22日

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青黄です。

少しだけ桃黄。

苦手な方は回れ右。

見慣れた緑のアイコンのアプリを タップして彼に連絡する

青くん

今から会える?

すぐに既読がついて 彼も連絡を待ってくれていたのかな なんて考えてしまう

黄くん

いつものとこでいいですか?

青くん

うん、また後で

淡々とした文章を送りあってから アプリを閉じた

そして彼が言う "いつもの"ホテルへ向かう

僕がホテルへ着いた時には彼はもう そこにいて、"青ちゃん"なんて 僕の名前を呼びながらこっちへ来る

青くん

今日は桃さんいないの?

彼の恋人であるはずの名前を出すと 彼はこう言った

黄くん

多分また女の人と
遊んでるんだよ

そう、僕達は決して恋人ではない

世間一般的には"浮気"というやつ

彼の恋人の"桃さん"も 浮気をしているらしい

それで泣いていた彼を僕が 拾ったってわけ

初めは体だけだったけど いつの間にか僕は彼の事が 好きになっていた

でもまだ、彼が別れてないから この気持ちはしまったまま

黄くん

桃くんなんかいいの

黄くん

お部屋、行こ

そう言いながら自然に僕の手をとって 指を絡めてくる

部屋に入ってから彼は "シャワー浴びてくる"と言って 出ていった

僕は家で浴びてきたから バスローブに着替えて彼を待つ

しばらくすると彼の姿が 目に入って、ため息をつく

青くん

ねぇ、なんで
そんな格好してんの

彼はバスローブを身につけては いるものの、前の紐はゆるゆるで さっきからかわいいピンク色が ちらちらと見えている

彼は僕の質問に答えないまま 僕が座っているベッドまできた

青くん

誘ってんの

黄くん

誘ってるよ、だって
そのために来たんだもん

ほんとに彼はどこまでも僕を煽る

彼の事を押し倒して 何度も唇を合わせていく

黄くん

んぅ…ふ…ぁ…///

キスの合間に漏れる彼の声は 甘くてかわいくて、僕のモノも すぐに反応してしまう

ぐりぐりとそれを彼のモノに 押し付けながらキスを続ける

黄くん

あ…っん…む…///

バスローブをゆっくり脱がして いたら、急に彼のスマホが鳴った

黄くん

あ…ごめんなさい…

彼は画面を確認してから 電話をとる

黄くん

あ…桃くん…?

どうやら電話をかけてきたのは 彼の恋人のようだ

黄くん

あ…うん…

僕と話す時とは違う甘い声を出す彼に ムカついて上の飾りを触る

黄くん

んっ…///ピクッ

摘んだりはじいたり くにくにと押してみたり

少し睨んできてるけど そんなのは気にしない

黄くん

ふっ…ぅ…///ピクッ

黄くん

うん…じゃあね…///ピクンッ

青くん

桃さんっ…なんだって…?…

話しながらキスを落としていく

黄くん

んっ…わかっ…れよ…って…///

青くん

え…?

驚いて唇を離すと 嬉しそうに笑いながらもう一度 "別れよって言われた"と言った

黄くん

これで今日から僕は
青ちゃんのものだよ…///♡

そんなセリフを口にして 僕と唇を合わせてきた

青くん

いいの?

黄くん

もう僕、青ちゃん
じゃないとだめなの…///

黄くん

だから、いっぱい愛して?…///

そう言って君はまた僕の唇を奪った

黄くん

青ちゃん、好き…///

ずっと欲しかった彼からの"好き"

それがやっと手に入って もう自分を止められなくなる

青くん

僕も…大好き…

その言葉を最後に僕達は 朝まで体を重ね続けた

読んでいただき ありがとうございました。

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