本当は嘘の愛

みなさんは

大切な人がいますか？

俺はいます

いつもそばにいてくれる

でも、その関係も

壊れちゃったんだよな... 笑

ギュッ

急に俺の腕に

手を絡んできた

急に告られた

それも、気持ち悪い言い方で

〇ろすよ？

なおきりさんに命はないよ

ごめん、なおきりさん

それから俺は

なおきりさんとあまり

関わらないようになってしまった

時には

モブ女を家へと

連れてきた

モブ女が来た後の部屋は

とても

吐き気がするような

女の匂いがした

ある日

俺はモブ女と

メッセージを取り合っていた時

と、声をかけられた

ピコン

別れ、

そうした方が

なおきりさんは幸せ、？

打つしかなかった

「いいよ」と

なおきりさんと

買い物に行った帰り

突然、殺人鬼が来た

俺はなおきりさんを

守ろうとしていた

けど

見えてしまった

緑色のあの、

尻尾が

これは別れるチャンス

そう、俺は思った

ごめんね、なおきりさん

こうするしかｯｯ！

愛してないし

本当は嘘

本当は愛してる

なのに、俺は

大切な人を

置いて行ってしまった

帰ってきてから

ずっと胸が苦しかった

これはなおきりさんのためｯｯ

そう、自分に言い聞かせていた

なのに、俺は

涙を流していた

俺が自分で

なおきりさんを捨てたのに

俺がｯｯ...

壊したのにｯｯ...

泣く資格なんてない

俺が全てを

壊したんだから＿＿ｯｯ

そう思った瞬間

パリ―ン!!

と、綺麗に割れた

俺となおきりさんの写真が

粉々に落ちていた

大切にしていた

ものだったのに

そう、悔しんでも

もう、

彼はいないんだ

ダメな彼氏だったなぁ... 笑