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のろい
いつも通り学校へ行く
いつもと同じ景色
いつもと同じ道
この生活がずっと続くと思っていた
ある日親からある言葉を告げられた
引っ越すことになったわ
頭が真っ白になっていく
だから学校も転校することになったわ
何を言っているのか理解ができない
明後日には出発よ
荷造りしておきなさい
黄
返事をすると僕は逃げるように部屋へ戻った
友達も
先生も
あの景色とも
あの道とも
ばいばいしなきゃいけないの?
さよならしなきゃだめなの、?
黄
ここから離れたく無いと言う気持ち
新しい学校でやっていけるかと言う気持ち
友達ができるかと言う気持ち
いろんな気持ちが僕のことを襲ってくる
気づいたら涙がこぼれていた。
そして僕は眠りについた
今日から新しい学校
親は仕事はもう行ってしまった
黄
誰もいない家にこう言葉を残して 僕は家を後にした
学校が近づいてくると共にお腹が痛くなってくる
昔から緊張するとお腹が痛くなる事が多かった
今日、新しく転校生が来ます
女?!男?!
イケメンが良いなぁ〜
では入ってこい
ガラガラッ
黄
黄
待って、めっちゃイケメンっ?!
イケメンより可愛い系じゃない??
席は、、
青
おっ、じゃああそこに行きなさい
黄
転校生がやってきた
漫画のように弓矢で心に打たれたようだ
あの子は僕にのろいをかけた
僕はこの時想像を絶するほどの
複雑で大きな壁が立ち憚る 恋愛物語が
始まった