どうも主です。
行ってらっしゃい
もう‥‥後には引き返せない。
どうしようもないの。
もう。
私ってひどいなぁ
あんなことしておいて
全く反省してないなんて。
ベック
ウタッ!ウタ!
ベック
どこだ!
ウタを俺は懸命に探している。
「考え直せ」とは言ったが、出ていけ何て言ってない。
ベック
ウタ!
大切な娘だ。
何か思うことがあるならちゃんと言って欲しい。
ベック
ベック
そこにいるんだろ。
ベック
ウタ。
ウタ
ウタ
ベック‥‥
ベック
‥‥ウタ、今は何も聞かない。
ベック
一体帰ろう。
ウタ
‥‥でも
ベック
お願いだウタ。
ベック
シャンクスも心配してる‥‥
ウタ
‥‥シャンクスが?
ベック
ああ、そうだ。
ウタ
分かった。
ウタ
帰る‥‥。
ウタ
‥‥シャンクスと私が‥‥?
ベック
そうだ‥‥
ウタ
なんで?
ベック
シャンクスはお前と二人で話したいと‥‥。
ウタ
‥‥
ベック
‥‥
沈黙が続く。
ウタ
‥‥分かったよ
ウタ
私、シャンクスと話してくる。
ベック
ああ。
ウタ
シャンクス‥‥
シャンクス
ッ!ウタ
ウタ
シャンクス‥私ね
シャンクス
ッ!ウタ!
ギュッ
ウタ
え‥‥?
俺はウタを抱きしめていた。
シャンクス
心配したんだぞ‥‥!
ウタ
シャンクス‥‥
ウタ
優しいんだね♡
グサッ
シャンクス
んえ?‥‥あ?
ウタが持っていたのは
包丁だった。
ウタ
優しい‥優しすぎるよ
シャンクス
んえ?‥‥刺され‥‥
シャンクス
は?、ウ、タ
ウタ
シャンクスを殺す
ウタ
決めたの私。
ウタ
どうしても私のものにならないなら、
ウタ
殺して私のものにするって。
ウタ
好きだよ。
ウタ
おとーさん
シャンクス
ひぃ‥‥!
ウタは昔、私はシャンクスとずっと一緒にいるんだ
と、言っていた。
その夢が叶ってウタは心底嬉しそうな表情を浮かべた。
俺の恋人は娘だ。
おしまい。







