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ピリリリ
ピリリリ
ピリリリ！
祐樹
ん…………
祐樹
ほわぁ………
祐樹
朝か。
朝起きると、すぐ妹がドアを開けた。
妹
ねぇ。
妹
アラームなったまんまにしないでよ。
妹
くっそうるさいんだけど。
祐樹
…ん
祐樹
ああ、目覚ましか。
妹
理解すんの遅すぎない！
妹
だいたいさーお兄ちゃんは〜〜〜〜
ああ、また始まったぞ。
妹
なんでこんな目覚めがわるいのよー
イラっ
妹
そもそも高校生にもなって一人で起きれないとかヤバすぎ…………w
イライラっ
妹
早く家から出てってほしいわ〜
どおおおおおおおんん
祐樹
くそ妹がああああああああああ！
どごおおおおおん。。。。。
妹
お、お兄ちゃん。。。
妹の周りだけ綺麗に焼けていた。
妹
まーたやっちゃったかあ。
妹
これさ、どんだけ片付けるの大変だと思ってる❔
祐樹
あーごめんごめん
妹
棒読みで言うな。
そう、
俺には
「ムカついた人物の周りを爆破してしまう」
というこわーい癖がついているのだ。
ピリリリ
ピリリリ
ピリリリ
祐樹
ほわあ、よく寝た。
バタンっ
妹
だーーーーーからーーーーーーー
妹
うるさいって何回言ったら分かるのよ！
祐樹
あ、目覚まし？
妹
もうなんでこんなに覚えが悪いのよ……
イラっ
妹
病院行った方がいいレベルだわ、うん。
イライラっ
妹
ほんと、お兄ちゃんのお嫁さんもかわいそう。
どおおおおんん
妹
……
妹
お兄ちゃん、何言ってんの。
祐樹
あ、あれ
祐樹
ば、爆破しないだと……
妹
いつまで中二病引きずってんの。
妹
やっぱ病院行こう。
ズルズルと引きずられる。
祐樹
やだ、
「やーーーーだーーーー」
声だけが響き渡った。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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