青
桃
俺はまろと同棲をしている
まろとは幼稚園からの仲で、高校生の時にお付き合いを始めた
青
桃
青
この様に、幸せそうな日々を過ごしてはいるが…
俺にはある悩みがある
桃
それは
青
まろと行為が出来ない、という事だ
まろは高校を卒業してすぐ、大学へ進学したのだが、大学の帰り道の際に赤の他人に痴漢被害にあったのだ
それからというもの、まろは男性恐怖症となり、充分な行為が出来なくなった。
といった形だ
でも、もう行為をしないで3年くらい経つ。我慢の限界だ
今日という今日は、嫌われる覚悟で誘うことにする
青
桃
桃
青
桃
桃
青
青
青
桃
そう言うと、まろは足早に寝室へ向かった
……これで良かったんだ
なるべく行為は優しく、気遣ってやろう。そう決めた
桃
青
部屋に入ると、ベッドの上で体育座りをして縮こまる彼女の姿があった
桃
青
桃
桃
青
俺が痴漢の話を持ち出すと、まろは怯えた表情を浮かべる
桃
青
まろは、今にも消えてしまいそうな程のか細い声で、痴漢にあった時の事を、丁寧に、詳しく話してくれた
その間、俺はまろの隣に座って真剣に聞いていた
話を聞いている途中、何度も腹が立った。大事な彼女を汚された事に。 一生物のトラウマを植え付けた事に。
でも、最終的には
彼女を守り抜けなかった自分自身に腹が立っていた
桃
青
まろは、痴漢の事を話し終わった時には、目にいっぱいの涙を溜めて、震えていた
桃
青
桃
忘れるくらいの快楽を
桃
身体を預けて
桃
ふわふわと飛んでいけそうな行為を
桃
青
俺は、急なる展開に戸惑うまろの服の下に手を伸ばす
青
桃
桃
あいつなんて居ないから
桃
桃
今、行動しないと、まろが離れてしまう
怖いんだ、まろが居なくなるのが
好きだよ、まろの全てが好き
青
青
桃
まろは、少し恥ずかしながら両手を広げる
青
桃
俺は、まろの言う通りに抱きつく。
その瞬間、実家のような、懐かしいような
不思議と、安心感が芽生えた
青
青
まろは俺の頭を撫でながら、今までの事を謝る
桃
青
急に、まろが俺の上半身を起こす
青
桃
ありがとう、まろ
それと、ごめん、まろ
桃
俺が行為を承知すると、ないこは狼の様な目をして、俺に喰らいついて
激しい行為をした
青
桃
桃
ないこは度々、「愛してる」と言いながら頭を撫でてくる
その度に俺は興奮して、達してしまう
青
青
青
俺が愛の告白をしようとすると、更なる快楽が身を襲う
桃
桃
青
行為中のないこは、今まで俺が過ごしてきたないことは違って、少し加減が出来ないないこになる
でも、そんなところが好き
青
あぁ、この人となら
青
どこまでも─────
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