ごめんね。

ころちゃんに散々病院に行けって言われたから来たけど やっぱり病院って苦手だ… なんか、空気？なんか、その、苦手！！ 早く帰りたいな…

検査をした

ちょっと安心

そんな簡単に事故にあうわけないよね 大丈夫、今まで通り普通に帰ればいいんだ 普通に、普通に

そう、この時はだれも思っていなかった こんなすぐに、事故にあってしまうなんてーーー

その子に声をかけても全く耳には入ってないようだった 最近の子は危なっかしいな～

プルルルルル

なんか、様子おかしい、、？

ドンッ！

確かに聞こえた ドン！って でもそれが何の音かわかんなかった でも数分後に聞こえてきた人の声 それで俺は確信した なーくんが

交通事故にあったって

なーくんを助けるときは前までは一人だった １人で助けるのってしんどいんだなって思った 家族からも変な目で見られた時だってあった でも今なら思う もう一人やない ころんもさとちゃんも一緒や だから、だからなーくん！ いかないで、、！！

遅かった その時、ちょうどなーくんは救急車の中に運ばれていくところだった ジェル君はだいぶショックだろうな いや、ショックどころじゃないでしょ だって、ジェル君は一人で常になーくんを守ってきた なのに、それができなかった もう、、どうすればいいの、、

どうすればいいのじゃない もう、逃げない ジェル君を一人にしない そして、なーくんも １人になんかさせない いつだって、家族は6人だから

絶対に

１人にさせない