最終種目 組対抗のバレー対決
シューズが擦れる音が体育館に響く
sha
最初こそ勝てていたが後から押し返されていた
バシンッ
海斗(名前適当)
Br
sha
そして遂に同点になった この際うちの学校では先に点を取ったら勝ちになる
つまり絶対負けられ無いのだ
最後の試合の合図がなる
ピピーッ
sha
力強くサーブを打つ
俺はアタッカーでbroooockはブロッカー
broooockは自分の身長を活かして 俺はジャンプ力が高いからこの配置になった
何度かターンを繰り返していた その時だった
バンッ
sha
俺やbroooockの頭上の遥かに上を舞うボールあんなの本気でジャンプしても届かない
二階ぐらいまで飛んでいるボールはゆっくりと弧を描いて落ちている
sha
と思っていた刹那
Br
broooockがこっちに走ってきた
sha
と思っていたら
Br
broooockは俺の腰を掴んだ そしてそのまま
Br
sha
思いっきり俺を上に投げた
sha
俺は下を見る
Br
ああ今日はあの瞳に助けられてばっかだな
sha
バンッ
相手チームの全員が目を見開く
『よしっ!』と思ったのも束の間
今度はボールに変わって俺が落ちる番
俺はボールみたいに弧を描かずに真下に落ちる
多分ここから落ちたら打撲では済まないだろう
Br
大好きな彼の声が聴こえる 聴こえたと同時にフワリと身体が抱えられる感覚を感じる
sha
Br
Br
そう彼が俺の身体を横抱きにして華麗に着地したのだ
Br
sha
Br
sha
Br
sha
Br
午後からの出し物楽しみだな 大好きな彼と早く唄いたい
コメント
8件
マジて主さんの小説好きなんだがぁ