テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
3件
うわ、このエピソードすごく良かった…!「来る予定なんてなかったのに」って自分でも理由がわからないままコンビニに足を運んじゃう感じ、めっちゃわかる。あの"うり"の笑顔を見ただけで心臓がドキッとする高校生の心情、瑞々しくて読んでてこっちまで照れちゃうよ。他愛ない会話の積み重ねが二人の距離を縮めてる感じがすごく自然で、居心地の良い空気感が伝わってきた。次の話、すごく気になるなあ!
12,507
次の日 、 俺はいつの間にかあのコンビニへと足を運んでいた 。
俺自身もなぜコンビニへと足を運んだのかわからなかった 。
来る予定も 、 何か買う予定もなかった 。
でも 、 今日もあの店員さんがいるんじゃないか と淡い期待を寄せている自分がいた 。
自動ドアに近づき 、 店の中に入る 。
俺の目は自然とレジの方に向いた 。
でも 、 レジに店員さんはいなかった 。
少し寂しくなった自分がいて 、 なんとなくレジから顔を逸らした 。
さっさといつもの飲み物を買って帰ろう 。
そう思った時 、 レジの奥からあの店員さんが出てくるのが見えた 。
店員さんを見ると 何故か目が離せなくて 、 夢中になって目で追っていると店員さんは俺の視線に気づいた 。
店員さんは少し笑って軽く手を振った 。
手を振られたことに少し驚いて 、 俺は目を背けながらも軽く手を振り返すと 、 店員さんは昨日別れ際に見せた笑顔と同じように笑い 、 俺から目を逸らした 。
ドリンクを取り出し 、 あの店員さんがいるレジへと向かう 。
店員さんは俺に気づいて 、 レジを通した 。
いつも通り 、 明るく光る画面にスマホをかざして会計を済ませた 。
外へ出て 、 昨日と同じ場所に移動してスマホを弄る 。
店員さんが来るまでの暇つぶし 。
後ろから声をかけられて振り向く 。
会ったばかりなのに 、 その声が心地よく感じた 。
そんな 、 他愛も無い会話をする 。
でも よく会話が弾んで 、 店員さんと話すのは楽しかった 。
それからは時間を忘れるくらいに話した 。
うりと話している空気感は凄く居心地が良い 。
そう言って笑顔を見せながら軽く手を振る 。
その笑顔を見るだけで俺の心臓が脈打つ 。
... 本当にどうかしてる 。