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これだからツンデレはやめられない_。

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これだからツンデレはやめられない_。

1 - これだからツンデレはやめられない_。

♥

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2020年08月02日

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クラス女子

あ、雫ちゃんおはよ~!

梅山 雫

おはよ。

中島 有紗

あれ、雫~、今日は登校すんの早いじゃん

梅山 雫

そ~かな。

中島 有紗

も~、相変わらず塩対応ねー

梅山 雫

だってどういう反応すればいいかわかんないしっ

中島 有紗

まぁそのままでいいんじゃない?

梅山 雫

そのままがわからないって...

中島 有紗

あ、そう言えば雫!

私は急に肩を叩いてくる有紗に驚いた。

梅山 雫

わ、な、なによっ

中島 有紗

最近神城くんとはどーなの?

梅山 雫

か、か神城~?

梅山 雫

....

梅山 雫

......!?///

中島 有紗

あ~!赤くなった!!

梅山 雫

あ、赤くなってないし!

中島 有紗

か~わいっ!

梅山 雫

ちょっと、こっちみないで!

神城くん、それは私の彼氏。

告られたのは1週間前かな。

それは放課後の教室での事だった_。

神城 祐也

あ、ねぇ、梅山さん!

梅山 雫

えっ、あー、なに?

神城 祐也

ちょっと時間もらってもいいかな?

神城くんは昔からたまらなく大好きで、話すとなったら恥ずかしくて

いつもツンツンしちゃうんだ。

梅山 雫

別に、、いいけど。

神城 祐也

あのさ、梅山さん

神城 祐也

僕、梅山さんのことがずっと好きだったんだよね

梅山 雫

えっ、

梅山 雫

...そ。

神城 祐也

え?

梅山 雫

嘘でしょ....

私はうつむく。

梅山 雫

(だめ、今顔を上げちゃだめよ、真っ赤な顔が見られるじゃない...!)

神城 祐也

嘘じゃないよ、本当

神城 祐也

だから、付き合ってくれませんか?

私はいつも神城くんのこと、かっこいいって思ってた。

けど今日改めて話してみると、彼が可愛いと感じた。

だって...

梅山 雫

か、神城くん、顔真っ赤だよ...笑

神城 祐也

えっ!?あ、嘘!?

神城 祐也

緊張しないってきめたのに....)ボソッ

梅山 雫

ぷぷっ...

神城 祐也

えっ!?今笑った!?

梅山 雫

い、いやなんでもないけど...クスクスw

神城 祐也

あ~もう、恥ずかしい///

神城 祐也

でもそう言う梅山さんこそ、すっごい顔真っ赤だよ?

梅山 雫

えっ、うそうそうそっ

梅山 雫

わ、私別に真っ赤じゃないし、照れてないしっ

神城 祐也

あ、さらに赤くなった!!

梅山 雫

カアァァァ~///

あぁ、だめだ、もっと優しく喋りたいのに、どうしてもツンツンしちゃう...

梅山 雫

もうっ、そんなこと言ったら付き合わないからねっ!

神城 祐也

えっ、やだやだ、取り消しますって!

梅山 雫

(あははっ、やっぱり..)

梅山 雫

可愛....

神城 祐也

へっ?

梅山 雫

あ、いやなんでも。

神城 祐也

梅山さんって切り替え早いよね

梅山 雫

え、いやなの?

神城 祐也

ううんっ、そう言うところも好きだよ…!

梅山 雫

だ、だからぁ!

梅山 雫

そう言うこと言わないでって!

神城 祐也

ははっ、梅山さんって結構ツンデレだよね

梅山 雫

え?ツンデレ...?

神城 祐也

うん、結構好きだわ、ツンデレ梅山さん!

梅山 雫

あ~、はいはい、私塾あるから帰る!

神城 祐也

あ、わかった。

神城 祐也

じゃあね、梅山さ...

神城 祐也

あれ、もういない...

梅山 雫

はぁ、はぁ、はぁ...

梅山 雫

(思わず走って帰ってきちゃった...)

梅山 雫

神城くん、可愛すぎ...///

梅山 雫

顔真っ赤だった、初めてみたかも...

ていうことがありました。

中島 有紗

あ、噂をすると~!

神城 祐也

梅山さんいない?

梅山 雫

あ、はい

梅山 雫

急になによ

神城 祐也

いや、ちょっと話したいなぁって。

梅山 雫

なにを?

神城 祐也

なんか最近、周りの男子達に付きまとわれてるんだけど

梅山 雫

そうなの?

神城 祐也

ちょ、それだけで話終わらせないで!

神城 祐也

怖いんだけど...

神城 祐也

梅山 雫

っ....

梅山 雫

(また顔真っ赤...神城くんって結構怖がり系?)

梅山 雫

大丈夫でしょ?心配しすぎ

神城 祐也

あ~そうならいいけど....

梅山 雫

今日一緒に帰る?

神城 祐也

あ、うん。あっ、えっ!?

神城 祐也

いいの!?

梅山 雫

(喜んでる...)

梅山 雫

まぁいいけど、あんまり近寄らないでよね?

神城 祐也

え、なんで~

梅山 雫

恥ずかしいっていってるじゃんか!

神城 祐也

あー、わかったよ(笑)

梅山 雫

....じゃ、じゃあまたね!?

神城 祐也

はいはい!

梅山 雫

(はぁ、あんな綺麗な笑顔...照れるじゃんか...///)

中島 有紗

なになに、一緒に帰るの?

梅山 雫

そーなの、ていうことで、ごめんね有紗!

中島 有紗

あー、いいよお二人さんで!

校門前

梅山 雫

(はぁ、まだなの?神城くんおっそいなぁ)

梅山 雫

....

梅山 雫

(はぁ、全然こないじゃない!)

梅山 雫

(もう帰っちゃおうかな。)

クラス女子

梅山さんっ、大変なのっ!!

クラス女子

神城さんが!!

梅山 雫

えっ...

2-C

梅山 雫

(ここ、神城くんの教室...)

ドスっ!!

梅山 雫

っ....!?

梅山 雫

(中からなんかすごい音したけど...)

クラス女子

この奥でいじめられてる...

梅山 雫

えっ..!?

か~み~し~ろ~、調子乗ってんじゃねぇよなあ!?

神城 祐也

ぼ、僕は別に...

ドスっ

神城 祐也

ゲフッ...!

神城 祐也

はぁはぁ、

梅山 雫

(神城くんの声っ)

梅山 雫

いじめられてる...

梅山 雫

(どうしよう、怖くて入れない...)

神城 祐也

うぅっ...梅山さんっ

梅山 雫

っ...

そして私は決心した。

梅山 雫

(頑張れ自分、私、神城の彼女でしょっ!?)

梅山 雫

ふぅ...

ガラガラ....

???

あ?なんだテメ...

???

う、梅山さん!?

神城 祐也

梅山さん!!

梅山 雫

神城くん、そのあざ....

梅山 雫

あんたたちなにしたのよ!

???2

べ、べつに~?

???2

なぁ、神城?

神城 祐也

....

???

....あぁ、えっとすんませんでした!!

そう言って彼達は立ち去った

梅山 雫

一体何があったわけ?

神城 祐也

あの人たち、梅山さんのファンみたいです...

神城 祐也

僕が付き合ったこと知ったとたんいじめてきたんです..

梅山 雫

.....

あぁ、なんてかわいそうなの...そう感じたのは生まれて初めてかもしれない。

神城くんをなにかで包み込んであげたい、やさしくしてあげたい。

梅山 雫

神城くん...

ギュッ

神城 祐也

えっ..梅山さん?

梅山 雫

ごめんね、次から私がちゃんと神城くんを守るからね...

梅山 雫

大好きだよ...。

神城 祐也

梅山さん....

あぁ、やっと素直になれた、これが付き合うってことか...

私ね、神城くんといて、神城くんのこといろいろ知れた。

泣き顔や笑顔や照れてる顔、沢山見れた。

梅山 雫

っ、は、早く帰るよ!?

神城 祐也

あぁ、戻っちゃった....

梅山 雫

どういうことよ...///

神城 祐也

ううん、なんでも!

あぁ、やっぱり私は素直になれない。神城くんが必要だ。

だって、なんでも教えてくれるから。いろんな顔。

これだから...ツンデレはやめられない。

happy end★

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